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智「正確に言うと、Aちゃん“も”だけど」
和也「“も”って…他に誰が」
智「まーちゃん」
雅紀「え、」
智「和」
和也「は？」
智「潤」
潤「え…」
智「他に翔くんの仕事場の職員と水無月さん、今の病院の先生、看護師、美和先生、それから」
雅紀「ち、ちょっと待って！もしかして、俺達のこと全部調べてたの？」
智「翔くんの両親と前の病院に一つでも繋がっている人から翔くんを守りたかったんだ」
ごめんと私達に頭を下げる大野さん
一方、それを見た3人は戸惑っていた
当たり前だろう
何年も一緒に過ごしていた相手から疑われていたのだから…
翔「しょうのせい？」
すると、重くなった空気を壊すかのようにずっと黙っていた櫻井さんが声を出した
でもこの話し方…退行してる？
翔「しょうのせいで、さとしくん」
智「違うよ、翔くんのせいじゃない。
おいらが勝手にやっていたことだから」
翔「しょうがもっとつよかったら、さとしくんはこんなことやらなかったし、みんなをかなしいかおにさせなかった！」
そう言うと、櫻井さんは私の服に押し付けていた顔を大野さんに向ける
しかし、未だに不安なのか私の服を握る手は緩まるどころかよりいっそう強くなった
それを見た大野さんは、悲しい表情のまま口角をあげ、
ゆっくりと彼へ近づくとまるで我が子を安心させるかのように彼の頭を撫で始めた
智「ごめんね？翔くん」
翔「さとしくんは、悪くないもん」
智「んふ、ありがとう。でも、安心して？もう皆のことは疑っていないから」
翔「…ほんとうに？」
智「本当本当！だって、おいらとじいちゃんにはできなかった今の翔くんに…いい方向で変えてくれたんだから」
そう言うと大野さんは、まーちゃんから年齢順にに顔を見て
最後に私の顔を見た
覚えがない私達4人は首を傾げた
智「まーちゃん、このシェアハウスに来る前
確か、車にひかれて入院してたんでしょ？」
雅紀「な、何でそれ！…あ、調べたんだっけ」
智「その事故さ、よくあの怪我だけで済んだよね」
雅紀「うん、本当に運がよかったんだと思う」
智「それって、本当に運だけなのかな？」
雅紀「どういう」
智「偶然、あの場にいた翔くんが、まーちゃんを助けてくれたからだよ」
…え？
彼の言葉に驚いた私達は、慌てて櫻井さんを見た
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うめパンダ(プロフ) - ゆーかさん» ありがとうございます(*^ー^)ノ♪不定期更新になってしまいますが、応援よろしくお願いします！ (2021年8月5日 8時) (
レス) id: a1376d4518 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーか(プロフ) - 初見です！今日この小説を見つけて一気にここまで読んでしまいました笑この先が凄く気になります！これからも頑張って下さい！！ (2021年8月4日 17時) (レス) id: 8f1f91b32d (このIDを非表示/違反報告)
うめパンダ(プロフ) - 名無し56631号さん» ありがとうございます(*￣∇￣*)そう言っていただけると嬉しいです！ (2021年7月27日 18時) (レス) id: a1376d4518 (このIDを非表示/違反報告)
名無し56631号(プロフ) - 最近読み始めました！！とても面白いです…更新楽しみにしています (2021年7月27日 9時) (レス) id: 2035d75108 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うめパンダ | 作成日時：2021年7月12日 23時
