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…と思ったのはどうやら私だけのようで、
彼の言葉を聞いた瞬間、なぜか私以外の3人が吹き出した
潤「和、何だかんだ理由つけてるけど
本当は拗ねているだけでしょ」
和也「は、は？！す、拗ねてねーし！」
雅紀「俺らと一緒に料理が出来ないのが寂しいんでしょ？自分だけ除け者にされているんじゃって」
和也「それは…」
翔「安心しろって！別にお前のことを仲間外れにしたつもりはないし、
ただ単に今回の役目は和…お前が適任だったってだけ」
和也「…何か、料理できない翔さんが言ってもあまり説得力ないんだけど」
和がそう言うと、櫻井さんは「何だとー」と笑いながら乱暴に彼の頭を撫でる
お前のことは何でも分かるってことかな？
いくらここ最近和と仲良くなったとはいえ、やはり彼と関わった年数を考えると
まだまだこのシェアハウスの住人には敵わない
雅紀「…ま、一番の理由はAちゃんと料理できないことだろうけど」
A「…へ？」
何で、ここで私？
雅紀「だって、Aちゃんが俺らのご飯を作る時って
大体潤ちゃんが隣にいるでしょ？」
A「そうだけど…でも、ここ最近は和も隣で手伝ってくれてるよ？」
雅紀「Aちゃん、和は二人きりで料理したいんだよ。誰にも邪魔されずに独り占めしたいの」
A「そんなわけ…」
そう言いながら和を見ると、もう沸騰するんじゃと思うくらいに顔を真っ赤にさせていた
和也「まーくん、余計なこと言うなよ！」
雅紀「でも、事実でしょ？」
和也「それは…」
雅紀「潤ちゃんに気使ってたんでしょ？和優しいもんね」
和也「…まーくんのバカ」
雅紀「ふふ、はいはい」
そうだったんだ…全然気づかなかった
A「…和」
和也「何」
A「今回はごめんね？次は一緒に作ろうよ」
和也「…潤くん抜きで？」
A「それは、和に任せるよ」
翔「だってさ、よかったな？和」
私に同調する形で櫻井さんが言うと、なぜか驚いた表情の3人
潤「翔さん、Aねぇといつの間に仲良くなったの？」
翔「へ？」
雅紀「今までそんな素振りなかったじゃん！」
翔「えっと…」
和也「ひょっとして…お二人で何か企んでます？」
マズい、このままここにいたら私も巻き添えになる
そう感じた私は３人に追及されている櫻井さんを尻目に、
そそくさと部屋を出た
出る時、櫻井さんから
「あんた、ふざけんなよ！」
という怒りの声が聞こえたのは幻聴だ
…多分。
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うめパンダ(プロフ) - あーちゃんさん» ありがとうございます！更新は不定期になりますが、シェアハウスに住む6人の未来を温かい目で見守っていただけたらと思いますm(__)m (2021年2月14日 20時) (
レス) id: a1376d4518 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます！！！(なんか上からみたいな言い方すみません！)いつも楽しみにしてます！！頑張ってください！！ (2021年2月14日 19時) (レス) id: 2cb2b05426 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うめパンダ | 作成日時：2020年12月16日 21時
