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【30】 ページ30

*翔side*



そこを通ったのは偶然で。



‥いや、俺が彼女に会えるかもと、

微かな期待を抱いていたからかもしれない。






学年で階が分かれているから、

3年の俺は2年生が使う2階なんてあまり行かない。






少し期待を抱きながら、彼女のクラスの教室を覗いてみると。







「え…。」




茜色に染まるその景色の中に、ぽつんと1人立っていた。





それが誰かなんて、後ろ姿だけでもすぐに分かった。






Aちゃんだって。







鼻を啜る音と時々聞こえる嗚咽で、泣いているんだと気付いた。









「‥どうしたの?」




教室に足を踏み入れてそう声を掛けると、彼女はビクンと肩を揺らした。









「っ…、何でも、ないです。」





頬に伝っていたんであろう涙を手の甲で拭った彼女は、

いつもの可愛らしい笑顔を俺に向けてそう言った。








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作者名:和音 | 作成日時:2019年1月27日 15時

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