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【25】 ページ25

いつも通り授業を受けて。


いつも通り放課後が来る。






「本当ごめんね…。」


「そ、そんなに落ちこまなくても…。」


「だって、久しぶりにAと遊ぶ予定だったのに!」




酷く落ち込んでいる優衣は、

行きたくないとさっきからずっと言っている。







「あのハゲおやじ、末代まで呪ってやる。」


「そんな大袈裟な…。」


「私がどれだけ今日という日を楽しみにしてたか…!」


「私はいつでも大丈夫だから、今度優衣がバイトない時に遊ぼ?ね?」


「‥うん、働いてくる。」


「頑張って!」




バイバイをして、渋々教室を後にした優衣。



その後ろ姿だけを見ても落ち込んでいることが丸分かりで、思わず笑ってしまった。









気付けば教室は静かになっていて、残っているのは私。






そして。







「あ…。」






いつものように机に突っ伏して、

気持ち良さそうに寝息を立てている二宮くんだけで。






「二宮くん…?」




1人残して帰るなんてできなくて、そっと彼の名前を呟くと。









「ん…。」





寝起きのそんなフワフワした声が、鼓膜を撫でた。







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作者名:和音 | 作成日時:2019年1月27日 15時

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