第81話です ページ32
家に戻る道を私と兄さんは横並びで歩く
黒「そういえば乃愛、高尾くんに宣戦布告したって本当?」
乃「うん なんで知ってるの?」
兄さんには話してないはず……
黒「本人から聞いたんですよ
電話で宣言されたって」
乃「あ、それで……」
聞けばプレッシャーにはなってないそうなので良かった……
その後も話しながら歩いて家に着き、荷物を詰める
黒「はい、気をつけてね」
兄さんは荷物を手渡してくれる
乃「うん、兄さん」
私は言葉を区切り、拳を突き出す
乃「冬、頑張ってね」
黒「はい、次は負けません」
コツンと拳を合わせ、私は合宿所へ向かった
･
･
合宿所へ戻った次の日、1つおかしなことがあった
豪炎寺さんの雰囲気がどこか可笑しい気がする
現にシュートを受けた円堂さんもらしくないと言う程だ
またその次の日、虎丸くんと2人で必殺技の練習をしている時もだった
乃(なんだろう……焦り、かな……
土方さんは熱いって表現してるけど……モヤモヤする)
もう一度打とうとした時、響木さんに呼ばれてフィールドを後にする
私は気になり、駄目だと思いつつ後を追った
乃(少し聞こえずらい……やっぱり戻ろうかな……)
音を出さないように離れようとした時、理事長の言葉が聞こえた
理事長「君をイナズマジャパンから脱退させたいと言ってきた」
乃(え……)
私は慌てて扉に耳を当てるようにしゃがみこむ
豪「医者にさせる為……ですか」
乃(医者……その為に豪炎寺さんをドイツに留学……)
話を聞いている限りだと豪炎寺さんは脱退を決意してしまうのだろう
乃(辞めて欲しくない……けど……)
私はバレないようにこっそりとフィールドに戻った
少しした後、豪炎寺さんが戻ってきた
乃「豪炎寺さん、来てください」
豪「黒子?」
私は豪炎寺さんの腕を引き、少し影のところに移動する
乃「単刀直入に言います
抜けるんですか?イナズマジャパン」
私の言葉に目を見開く豪炎寺さん
豪「っ!……聞いてたのか
なら答えも聞いたはずだ」
乃「すみません……でも本当の答えだとは思えません
今、私に出来ることは無いと思います
でも話ぐらいなら聞くので、声かけてください」
私はここに連れて来たことを謝ると、豪炎寺さんが気にするなと言ってくれた
特に何か言うことも無く、私たちはフィールドに戻った
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遊星(プロフ) - 素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。更新頑張ってください。 (2022年1月4日 0時) (
レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
春佳(プロフ) - 更新頑張って下さい！ (2021年3月7日 14時) (レス) id: cf3d4a170d (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - 円堂達と絡みもお願いします(^∇^) (2020年4月6日 21時) (レス) id: cf3d4a170d (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - 更新頑張って下さい！ (2020年3月22日 21時) (レス) id: cf3d4a170d (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - 夢主ちゃんの性格とかこういう小説好みにどストライクなんですよ！なのでいつも読ませてもらってます！応援してます！体調に気をつけて自分のペースで更新頑張ってください！！ (2020年3月5日 8時) (レス) id: 36a6836253 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウェリル | 作成日時：2017年12月29日 17時
