第70話です ページ21
乃「そうでしたか……」
円堂さんから大体の話を聞いて私は一言そう言った
乃(用があってここに来た……?試合をする前にわざわざ?)
私が考えていると、円堂さんから声がかかる
円「黒子 この例えは何なんだ?」
乃「……明日皆さんにお話します
私が試合中にしている事も含めて話した方が、今後の為ですから」
せめてミスディレクションだけでも話さなくてはいけませんね
円「おう!分かった!」
円堂さんは笑顔でそう言うとおやすみと言って部屋へ戻って行った
すると、ゆっくり別の部屋の扉が開いた
豪「大丈夫か?黒子」
乃「豪炎寺さん」
申し訳なさげにそう言う豪炎寺さん
恐らく会話が聞こえたのだろう
乃「大丈夫です せめてミスディレクションだけでもお話しようと思います
タネがここの人達にバレても問題はありませんし」
豪「その方が作戦を組み立てるのにも良いだろうな
……それより青峰大輝さん、やっぱり遅れて行ったんだな」
乃「はい
豪炎寺さん、覚えていたんですか?青峰先輩の事を」
そう聞くと、豪炎寺さんは呆れ顔で口を開いた
豪「あんなに衝撃的な事、そうそう忘れないだろ?」
乃「……そうですね」
その後軽く豪炎寺さんと雑談し、お風呂へ行って布団へ倒れ込むように眠った
・
・
〜次の日〜
朝ごはんとの格闘を終えてミーティングが終了した後
私は少し時間をもらい、話をする事にした
円「じゃあ黒子!頼むぞ」
乃「はい」
私は皆の前に立つ
乃「昨日は私の先輩が急に来て意味深な事だけ言い残して帰ったこと、代わって謝罪します
申し訳ありませんでした」
ペコリと頭を下げる
鬼「それは別に構わないが……」
乃「ありがとうございます
先輩の言った言葉と私の試合中の動きと言いますか……それについてお話します」
吹「動きって、急に消えたり出てきたりっていうプレーの事?」
吹雪さんの言葉に私は頷いた
乃「それの事です
まず私は試合中、消えている訳ではありません
自分以外に相手の意識を誘導しているんです」
そう言うとポカーンとした顔をする皆
綱「どういう事だ?」
乃「つまり私は試合中、影が薄いというより
……正確に表現するなら、自分以外を見るように仕向けています」
すると、皆が一旦互いの顔を見合わせ
全員−豪「えぇぇぇぇ?!」
そ、そんなに驚きますか……?
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遊星(プロフ) - 素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。更新頑張ってください。 (2022年1月4日 0時) (
レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
春佳(プロフ) - 更新頑張って下さい！ (2021年3月7日 14時) (レス) id: cf3d4a170d (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - 円堂達と絡みもお願いします(^∇^) (2020年4月6日 21時) (レス) id: cf3d4a170d (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - 更新頑張って下さい！ (2020年3月22日 21時) (レス) id: cf3d4a170d (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - 夢主ちゃんの性格とかこういう小説好みにどストライクなんですよ！なのでいつも読ませてもらってます！応援してます！体調に気をつけて自分のペースで更新頑張ってください！！ (2020年3月5日 8時) (レス) id: 36a6836253 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウェリル | 作成日時：2017年12月29日 17時
