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Side.Ryuga
夜…。
「龍我、お風呂上がったよ」
「じゃあ俺も入ってこよっかな〜」
「うん、」
.
お風呂に入りながら
那須のことを考えていた。
…那須が家にいるなんて
夢みたいだな、…
…ていうか何で家に
帰れなくなっちゃったんだろ、？
…そういえばあの時、
浮所になにかされたみたいな
感じのことを言ってたような…
浮所となにかあったのかな…？
逆になにもなかったら
ここにいないよね、…
…何されたんだろ、…
．
「あれ、那須…？」
お風呂から上がって、
リビングに行ったら
那須の姿がなかった。
「那須ー？」
どこ行ったんだろ…
トイレじゃないし…
「あれ、…」
俺の部屋を開けたら、
那須がベッドで眠っていた。
「那須…」
かわいい…
ずっと見てられるなぁ、…
那須のことをしばらく眺めて、
頭を撫でた。
ずっとここにいればいいのに。
浮所なんかじゃなくて
俺の元に…
「なにこれ…？」
那須の顔を見てたら、
頬に傷痕みたいなのがあった。
なにこれ、誰にやられたの…？
…まさか、浮所…？
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作者名：あおそう＊ | 作成日時：2020年2月4日 23時
