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「え…?




何でって…




そりゃお互い好きだから…」





「…ほんとに、?」





「え…」





「金指は藤井さんのこと




ほんとに好きなんですか?」





「何でそんなこと聞くんですか、…?」





「…だって金指は…




俺のこと好きって言ってきて、




キスまでしてきて、…」





「…は?





なに言ってるんですか…?」





「だから、




断れなくて無理やり




付き合ってるのかな、って思って…





恋人いる、って言ってたのに




俺に告白してきたから…」





「意味わかんない…」





「俺だって訳わかんないですよ、





金指急に学校来なくなるし…




まあ多分俺に会いづらいからだろうけど…」





「え、じゃあ一世は




あなたが原因で学校休んでるんですか、?」





「多分…」





「…一世が告白して、キス…




一世からキスなんて…




俺、されたことないし…」






…てか俺、




告白されたのもキスされたことも




言っちゃった…





つい勢いで…




どうしよう、絶対気分悪くさせたよね、…






「あ、あの、」





「もうこれ以上聞きたくない、!」





「えっ、あっ」





ドンッ、て体を押されて、




ドアを閉められた。





…俺、最悪だ。




こんなこと言いに来たんじゃないのに…




でも金指が恋人がいるのに




俺に告白してきたのは




なんでかわからなかったから…





でもそれを金指の恋人さんに




言うのもおかしいよね、




今更後悔しても遅いけど…。















「…藤井くん、




長かったけど誰だったの…?」





「…ねえ、一世、




どういうこと…?」





「え…」





「教えて、全部…」

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作者名:あおそう* | 作成日時:2019年10月28日 23時

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