＊ ページ22
浮所side
朝、マネージャーさんからの電話にでるとAが車に轢かれたと連絡があった
無我夢中になって家を飛び出して教えてもらった病院に向かう
浮所「桃瀬、！！」
個室の病室に入ると酸素マスクをつけて眠ってるAと座ってAの様子を見てるマネージャーがいた。
浮所「桃瀬は…？」
マネージャー「意識不明だ。」
浮所「嘘だ…」
傷だらけで頭に包帯を巻いてる痛々しいAをみて心が痛くなる
俺の後に続々とメンバーが来る
みんな、言葉を失って立ち尽くすことしか出来なかった。
那須「なんでAは事故に、？」
ようやく言葉を発した那須がみんなが思っていたことを聞く
マネージャー「…突き飛ばされた。」
龍我「…え？」
藤井「突き飛ばされた、？」
マネージャー「犯人も捕まった」
金指「犯人って、誰だったんですか」
岩崎「桃のアンチとか、？」
マネージャー「ある意味、そうかもしれない。」
浮所「ある意味、って？」
マネージャー「桃瀬が前の学校でいじめられてたのはみんな知ってるよね、」
那須「まさか…」
そのまさかだった。いじめてたあの人が犯人だったなんて思いもしなかった。
俺たちの中で終わってたって思ってたことが、終わってなかった。
終わったと思っていた自分がすごくすごく馬鹿だと思った。
浮所「なんで、今になって、」
マネージャー「桃瀬のせいで学校退学になったのを恨んでのことらしい」
岩崎「そんなん自分のせいじゃないですか」
マネージャー「精神がおかしくなってるらしい。今向こうも病院に入院してる」
藤井「Aの容態はどうなんですか…」
マネージャー「わからない。」
龍我「わからないって、」
マネージャー「今日この後目を覚ますかもしれないし、明日覚ますかもしれない。1年後に覚ますかもしれないし、5年、それ以降になるかもしれない。」
金指「そんなのって、」
信じられなかった。目の前で穏やかに眠ってるAがいつ目が覚めるかわからないなんて信じられない。
マネージャー「浮所以外は仕事でしょ？行こう。浮所1人で大丈夫？」
浮所「はい」
俺以外のメンバーとマネージャーさんは仕事に向かって俺だけ病室に残った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2153人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
塩ラーメン - す多 (2021年12月27日 12時) (
レス) @page50 id: 4d96d7e539 (このIDを非表示/違反報告)
桃＆海(プロフ) - つばささん» 夜分遅くにすみません。いつもリクエストくださって本当に嬉しいです。なのでこれからもリクエストを頂けるととても嬉しいです！(作品が面白くなくなったなどの理由でしたらこのコメントを無視してくださって構いません！） (2020年6月26日 1時) (レス) id: db5cec8244 (このIDを非表示/違反報告)
桃＆海(プロフ) - さきさん» レスが遅れて申し訳ありません！かしこまりました！続編にて書かせていただきますね！ (2020年6月26日 1時) (レス) id: db5cec8244 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - リクエスト失礼致しまします！！飛貴くんとの激甘が欲しいです！！ (2020年6月21日 4時) (レス) id: a85c301552 (このIDを非表示/違反報告)
桃＆海(プロフ) - あやみんさん» はじめまして！遅くなってしまい申し訳ありません！リクエストありがとうございます…！ぜひ書かせていただきますね！！ (2020年6月15日 8時) (レス) id: db5cec8244 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：海＆桃
| 作成日時：2020年5月18日 1時
