兄に愛さまくって困ってます

日常 ページ2

｢ただいまー。｣


私が家の扉を開けてすぐに聴こえてくる足音。


バタバタ


紫耀｢おかえりー。(ぎゅっ)｣



私の兄は平野紫耀。King＆Princeのメンバーである。私はそんな兄と二人暮しをしている。



平野家ルールその１
家に帰ったら家族とハグすること！



｢ただいま！お兄ちゃん！(ぎゅっ)
今日、仕事休みだったの？｣


紫耀｢うん。久しぶりのオフだよ！
だからさ、莉玖も誘ってご飯食べいこ！｣


｢いいね。私、焼肉食べたい！｣

紫耀｢よし。ガッツリ肉、食うか！｣


｢うん。じゃあ、私着替えてくるね。｣


紫耀｢え？じゃあ、このワンピース着てみて！｣



｢。。。は？なんで？｣



紫耀｢絶対、似合うと思うんだけど、ダメ？｣
子犬みたいな顔で見つめてくる



｢い･や･だ！！｣



紫耀｢えー。｣



兄の悪い癖は、私にかわいい服を着せようとすること。


私は、ダボッとしたパーカーにスキニーパンツをはくのが好きなのに、兄はやたらとワンピースを着させたがる。

似合わないからきたくないんだもん。

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