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ラウside
ラウ「それはねー翔太くんがグループを組むであろう友達が2年生に3人いて3年生に4人いるからだよ！だから康ちゃんといると康ちゃん人見知りだから必然的に2人でいることになるでしょ？
康「おん！」
ラウ「つまり9人1組だから、2人でいる私たちが選ばれやすいってわけ！」
康「あー！なるほど！ラウなんでそんなことまで知っとんの？」
ラウ「あーそっか！康ちゃんは転校してきたばっかで知らないか。結構昼休みとか7人でいるの見かけるよ！」
康「へー！なんとなくわかったわ！うち頑張って行く！ラウの恋応援したいから！」
ラウ「ほんとに？ありがとー！」
まああーやって言ったけどほんとは蓮があの7人グループに入ってて康ちゃんのことが好きだから99%私達と組もうとすると思ったからだけどね。
あーあとで蓮と交渉しとこう。これで99%が100%に変わるしね！
私ってほんとにずる賢いなーって思ったけどその性格は全く直す気は無い。そんなことを考えていると1日が過ぎ、帰る時間になった。
ラウ「康ちゃーん！帰ろー！」
康「ちょっと待ってな！はい！帰ろ！」
ごめん。康ちゃん。康ちゃんには悪いけど今日は交渉材料になってもらう。そう！名付けて蓮と康ちゃんを引っ付けよう作戦！最初はまず話すところからだけど。私たちは下駄箱まで来るとちょうど校門の方に蓮の姿が見えた。
ラウ「あー！蓮ー！」
目黒「あーラウ！ってえっどゆこと！」
ラウ「ふふ康ちゃん連れてきちゃった！これをきっかけに仲良くなってねー！そのかわり明日のグループ決めの時私たちと組んでくれない？」
目黒「まじでラウありがとう。絶対お前らと組むわ！」
私と蓮がひそひそ話で話してると急に康ちゃんが私の袖をぐいっと引っ張った。
ラウ「うわ！」
康「待って待って！ラウ！うち聞いてへんで！男の子と帰るなんて！」
ラウ「えー言ってなかったけ？」
康「言ってへん！やばいって！どないしよう…」
ラウ「せっかくだから仲良くなったら？」
そう言って私は康ちゃんの背中を押して蓮の方へとやった。ほんとごめん康ちゃん！今日だけは許して！
康「ひゃ！えっえっとあのそのー」
目黒「あの俺同じクラスの目黒蓮！部活はサッカー部でラウの友達。よろしく！」
康「えっと向井康って言います。ぶ、部活は入ってません。よろしくお願いします…」
あー康ちゃん思ってたより人見知り発揮してる。せめてもの償いとしてここは私が１つ話題を振ってあげよう！
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胡蝶(プロフ) - melさん» ありがとうございます！更新出来るだけ早くするのでこれからもよろしくお願いします！ (2020年8月20日 16時) (
レス) id: 15d5694cc0 (このIDを非表示/違反報告)
mel(プロフ) - とても愛読させていただいてます。更新無理なく頑張ってください！！！ (2020年8月5日 20時) (レス) id: 2954558d6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡蝶 | 作成日時：2020年6月3日 12時
