9話 ページ11
琲世side
「おはよう。」
「あ、おにいちゃ…ハイセさんおはようございます…お姉ちゃん!?」
僕は、(恐らく)Aちゃんのかつての友達(だった)のところへ来ていた。何故かAちゃんまで
「雛実…!雛実…!寂しくない?寒くない?風邪引いてない?あ、珈琲淹れてきたの!」
まるで二人は姉妹のよう。
そして、ふたりとも、泣いてた。
「お、お姉ちゃん、私は大丈夫…だけどねすこし、ほんのすこし、心細いの」
それを寂しいというんじゃ…僕が言おうとしたとき、Aちゃんも、
「雛実、それを寂しい、って言うの」
「じゃあ、私、寂しい…の?」
「うん、でも、大丈夫!毎日、雛実のところ来るね!絶対!」
女の子って何だろう
「お姉ちゃんの、珈琲甘くて美味しいから好きだよ。」
「雛実…グスッ私が寂しくないようにするから…なんでも溜め込まないで…」
「…ぅん。」
うん、といった彼女の声は、ひどく悲しそうで、寂しそうで、けどその分、懐かしむような声だった。
「助けてあげられなくてごめんね…ごめん、ごめん、リョーコさんも私っ!守れなかった…!雛実は守るよ!絶対!」
「Aちゃん、時間…」
「あっ、ほんとだ雛実、明日も来るよ!よし、琲世さんいこう!」
明るくそういったAちゃんは泣いていた。
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リオ
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れんりん2(プロフ) - y07@怜音さん» じ、自分でもわかってたんですよ…でも、私、変な設定が好きなんでうっかりと…直しておきますね! (2016年1月10日 6時) (レス) id: 9d7439655e (このIDを非表示/違反報告)
y07@怜音(プロフ) - Rc値が人間より低いなら、喰種ではないと言う事になりますよ?一般の喰種は人間よりRc値が高く、CCGはRc値の高いか低いかで人間か喰種か判断しておりますので・・・。 (2016年1月10日 1時) (レス) id: e61fd815bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れんりん x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/106451/
作成日時:2015年12月20日 19時