大事な恋人･Lily ページ11
リクエストにつき
大事な守るモノ の続編になります
―――
あれから時間はたったのに
たくさんの後悔に襲われてるリリーさん
少しでも気を楽にして欲しくて
守ってくれようとしたことが嬉しくて
『でもリリーさんが助けてくれたよ』
って言葉をおくってみる
それでもまだ何か言いたげなリリーさん
『まだ何か言いたいことがあるなら』
『大人しく手当受けてくださいね』
救急箱を取りに行こうと立とうとすると腕を掴まれる
本人も反射でした様で
『大丈夫です。私はここにいます』
｢そうよな、うん、｣
救急箱を取って戻ると今にも魂が出てしまいそうなくらいぐったりしているリリーさん
そりゃ、あんなに殴られて
痛かったよね逃げたかったよね
それでも守ってくれた
私はそれに応えたい。いつまでも甘えていたくない。
『はい！持ってきましたよ！顔だしてください』
｢はい、｣
『ココ以外も切れてないですか？』
『痛いところないですか？』
｢A、その、顔、近い｣
その言葉で顔が触れそうなほど近いことに気づく
自分でも信じられないが、今までリリーさんに手を出されたことは1度もない。何も無い。
夜遅くまで一緒に居ても家まで送り届けてくれて泊まることはあっても決して手は出してこなかった
好かれてないのかもしれないと思ったこともあったが私が近くに引っ越すと伝えると喜んでくれたし、一緒に住もうとまで言ってくれたから諦めなかった
『…他に痛いところありませんか』
｢うん、無い。ありがとう｣
近かった顔も離れると共に、心臓が痛くなる
今までこんなに近づいたこともなかった
｢A、守れなくてごめん｣
『守ってくれましたよって言ったばっかりじゃないですか…』
｢でも｣
『リリーさんに、守ってもらえる資格、ないですし、彼女でも家族でもなんでもない。でしょ？』
｢じゃあ、彼女になってって言ったらAは、彼女になってくれるん｣
何故か自信がなさそうにそう言うリリーさんに
『もちろん。喜んでなりますけど…』
『だって私たち、愛し合ってるんでしょ？』
｢お前…今それ掘り出すなよ｣
『リリーさん、私はただ守られてるだけじゃ嫌です。私だって役に立ちたい』
『こんな贅沢言っちゃいけないのかもしれないけど、私はリリーさんの恋人になりたいです』
｢Aはホンマに俺にカッコつけさせてくれへんな｣
｢俺もAの恋人になりたい｣
『じゃあ、私がリリーさんを守ります』
｢バカ、俺にも守らせろや｣
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uirusu-0(プロフ) - 睡魔さん» 黒詞まで…！ありがとうございます！続けようかなと考えてます！ぜひ続きも呼んでいただければ嬉しいです🙏✨ (2021年11月20日 1時) (
レス) id: d5cf02e88c (このIDを非表示/違反報告)
睡魔 - 黒詞も白詞も両方楽しんで読ませていただいていました！もし続編も書いてくださるならとっても嬉しいです、、！！ (2021年11月19日 3時) (レス) id: 319c338f27 (このIDを非表示/違反報告)
uirusu-0(プロフ) - リクエスト沢山ありがとうございます！少しづつ載せていこうと思います！良ければ読んでいただけたら嬉しいです (2021年6月22日 23時) (レス) id: d5cf02e88c (このIDを非表示/違反報告)
詩織(プロフ) - はじめまして。いつもお話読ませていただいてます。リクエストなんですが、嫉妬するとすぐに殴ったりするけどそのあとには優しいみたいなリリーさんみたいです！お忙しいとは思いますがよろしくお願いします！ (2021年6月3日 22時) (レス) id: ef921d6dd3 (このIDを非表示/違反報告)
しおり - リクエストです！年下彼女に甘々なリリーさんみたいです！ (2021年5月23日 1時) (レス) id: a3292cc1ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菌保持者 | 作成日時：2021年4月24日 8時
