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変換することが可能な武器は「纏里本人が武器の構造を理解している武器」という条件があり、本人がその武器がどのような構造でてきているのか、またどのような材料から作られているかなどをしっかり理解していないと作ることが出来ない。本人は本を使って学んでいるが、如何せん記憶力があまりないため、覚えている武器は4種類〜5種類ほど。
現在は、ダイナマイト、爆弾、サバイバルナイフ、ロングソード、小型の拳銃 あたりを覚えている。ダイナマイト、爆弾、小型拳銃は必死に図鑑とにらめっこして各1ヶ月ほどかけて覚えた。拳銃に至っては過去に1度覚えたが、忘れてしまい異能で使うことが出来なくなってしまったことがあり、もう一度覚え直したりしている。ロングソードやサバイバルナイフなどの剣の系統に近いものは、作りが簡素で手順の少ないものは比較的覚えやすいらしい。
武器を異なる武器に変えるためには「5秒間」のインターバルが必要となる。また、どこかを武器にしている時にその他の部位を武器にすることは出来ない。血液を武器に変えている時は血液のみ、腕を拳銃に変えている時は腕の拳銃のみ、と武器が1種類に制限される。
基本的な戦闘スタイルは中距離戦。
血液をナイフまたはロングソードに変換し、ナイフを投げる、ロングソードでの攻撃を行い、程々に距離をとった状態で戦闘する。
失血による貧血状態を避け、体が正常に機能するまでが勝負、というようなところがあるため、血液で戦うのはあまり良くは無いのだが、本人的には戦っている時に急に距離を詰められて、片手や足が塞がっている上体が1番困るらしく、とにかく対象との距離を取ることを優先に、血液を武器に変換することで戦闘している。血液は本人のものであれば、血が乾くまでは異能での使用が可能。そのため、事前に輸血パックを羽織の内側に仕込んでいたりする。
長期戦に持ち込まれると負けやすく、本人の武器を扱う技能も問われるため、定期的なトレーニングや鍛錬が必要となる。
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作者名:兎依 | 作成日時:2022年11月2日 22時