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【SV(続き)】
「 神様に祈り続けて何年が経ったかなんて、そんなこと覚えてやしないわ。そんなことどうでもいいのよ。だって私は深海のまちの修道女シスター。貴方たちのように選ばれてここに来てるのよ。」
「 そんなこと気にしていたら生きていけないわよ?もっと強気に生きなさいよ。まぁ、強気は無理でも楽天的な考え方をしてもいいと思うの。今は所詮今でしかなくて明日にはもう過去なのよ?そんな昔のことばかり考えて一体何になるの?忘れられない大切人との愛おしい思い出だけ覚えていれば十分でしょう?それ以上に必要なものなんてないわ 」
「 あぁ、その絵の具?その辺に置いといていいわよ。あ、やっぱり嘘、そこの缶の箱に入れて置いて。
「 あぁ、お気に入りの紅茶切らしてたみたい。仕方ないから別なのにする。買いに行くの面倒くさいわね…… よし、修道士に頼みましょ 」
「 私、しつこい子は嫌いよ。そんなに深く追求しないでちょうだい。私の名前がなんだって言うの?聞く必要も知る必要も無いでしょう?子供は余計なことは何も知らなくていいの、分かったわね?あら、少し怖かったかしら。怒ったつもりはないのだけれど 」
【好きな物】
▼ 紅茶
ちょっとしたお茶会が好き。人を集めて中庭や会議室でお茶会を開いている。厨房の戸棚にはたくさんの紅茶の入った缶が置かれているが、全て彼女の私物。住民用に置いているもの以外を勝手に飲むと怒られるので先に彼女に了承を得ることをおすすめする。
▽ 海の生き物
生き物自体結構好き。外のまちにでるとよく魚と戯れている。普段は人をスルーするように泳ぐ魚たちが何故か彼女の横をクルクル回るように泳いでいたりする。
▼ おしゃべり
人の話を聞くのが大好き。特に恋バナが大好き。人にお節介を焼きがちなので、そういう話を聞くとちょっかいをかけたくなってしまう。それ以外の趣味の話、最近の話、友達との話などなんでも楽しく聞いてくれる。
【嫌いなもの】
▽ 片付け 掃除
大雑把でわりと適当なので本当にこれだけはてんでダメ。美術室は少々散らかっているのは彼女の管理が甘いから。そんな彼女も教会だけは下手くそなりに懸命に掃除しているのだから、本当に信仰深いのが分かる。
▼ 苦いもの
苦い食べ物は全般的に食べられない。避けて食べている。シンプルに味覚に合わないという理由から。
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作者名:兎依 | 作成日時:2022年6月29日 21時