うぎょるぎゅ5

186.聞く。(SM) ページ21

帰ったらリビングにギュとAちゃん。
挨拶をするけれど、彼女は浮かない様子でいつもの笑顔がないし・・
キュヒョンも歯切れが悪い。

○○○○が席を外すとすぐ、Aちゃんが僕に話がある、と言った。
・・そのときのキュヒョンの顔・・・(苦笑)。

っていうか、隣にキュヒョンがいるのに僕にそう言うって、
相当だよね？
ここはちゃんと聞いてあげたほうが良さそう。

状況を察した僕は話しやすいようにキュヒョンを遠ざけて、自室に彼女を迎え入れた。
・・まぁ、キュヒョンの部屋もここなんだけど(笑)。

ベッドに腰掛けるよう言って、僕も隣に腰掛ける。
いや、なんだか・・ごめんね、キュヒョン。
弟の彼女だもん、別に悪さしないよ？

SM「・・どうしたの？」

優しく、問いかける。

「・・あの、今日。ドンヘオッパが。・・・。」

SM「・・うん？」
ドンヘ？ああ、なんか変なこと吹き込まれた？(←)

「・・・その。」

SM「・・大丈夫だよ。言ってみて？」
なんだか泣きそう？そんなに大変な話なの？

「・・キュヒョンオッパが、『来るもの拒まずでつまみ食い』だった、って。」

SM「？」
・・は？
何が？

「や、その、それはもちろん、オッパは女の子にもモテるだろうし、
特定の彼女がいなかったんだとして、そうなるかもしれないけれど。

・・ああ、何を・・・。」

え、あー・・・女の子を『つまみ食い』？
何、その話。

SM「うん。落ち着いて。
ドンヘがそう言ったの？昔キュヒョンがそうだったって。」

「・・はい。」

・・これはちゃんと整理したほうがよさそう。
キュヒョンがかわいそう(笑)。


SM「・・うん。まぁ真偽は置いといて。
それで、Aちゃんは僕に何を聞きたいの？
・・本当にそうだったか確かめたい？」

「・・ちょっと、ショックで。
・・確かめたいのかも、しれないんですけど・・
それも怖いような・・。」

SM「・・うん。
たとえばさ。その話が本当だとして、
・・・キュヒョンのこと、もう信じられない？
・・もう嫌いになっちゃう？」

「なりません。」

あ、そこは即答なんだ。
・・よかった。

「私は、ただ・・・。その。」

SM「・・うん？」


「あの・・・・オッパが私だけで満足できるのか不安なんです。」

え。
何それ。
ギュ、どんだけ百戦錬磨だと思われてんの？(←)

SM「・・うん。」
面白いから聞いてみよう。(←)

「オッパは、すごく優しいですけど。。我慢してるんじゃないかと思って。」

何それ。
それはどういう意味で？
もしかして夜の話？(←)
・・でもないか。

続けて？

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