速度特化とダンジョン発見 ページ16
今日も今日とて漁に励む四人。
暫くして、サリーが息を少し荒げながら浮上してきた。
｢ふうっ、【水泳】も【潜水】もレベル�勝�｣
｢凄いよサリー！四十分も潜ってた！｣
サリーの目的は、水中での機動力の向上。
お陰で初期ステータスにしてはかなりの水中速度を手にすることとなった。
｢……あ、そうそう。あともう一個報告あってさ｣
｢？どうしたの？｣
｢なんだなんだ｣
どうやらサリーが今回の潜水で何かを発見したらしい。
｢この湖の壁に、通路があった｣
｢お、それってもしや？｣
｢ダンジョンだ！｣
｢あったりー！A、ついてきて！｣
サリーについて潜っていくと、確かにそこには穴がぽっかりと口を空けているではないか。
｢ほんまや気付かなかった｣
｢だよね。魚に夢中だったもん｣
地上へと浮上し、息を整えてからサリーはまた水中へと向かう。
｢じゃ、取り敢えず行ってくる！｣
｢おう！二十分したらメール送るからな！｣
｢無理しないでねー｣
｢ふぁいとー！｣
それぞれの声援を背に、サリーは深く潜っていった。
━━━━━━━━━━
｢……｣
黙々と枝分かれした通路を進み、虱潰しに最奥までのルートを探していく。
呼吸が無制限に出来るわけではないので、慎重に、しかし素早く動かなくてはならない。
(こっちは違う……じゃあこっちは……っ、お？)
分かれ道を右に進んだその先に、その水底の岩壁に似つかわしくない豪勢な扉が見えた。
(……ここか)
残り時間を確認して、一旦戻っていくサリーだった。
ボスの部屋は見つけた。
後は倒す、しかしその為に色々スキルを手に入れてからだ。
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リョウナ - 深緑クロロさん» ありがとうございます！！お互いに頑張りましょう！！ (6月21日 8時) (
レス) id: 25016b7547 (このIDを非表示/違反報告)
深緑クロロ(プロフ) - リョウナさん» ありがとうございます、そう言っていただき嬉しいです！自分も誰かに助言なんて言える立場じゃないんですが、とにかく自分のやりたいように楽しく書いていくのが一番だと思っています。何事も楽しくなければ良い物を作ることは出来ませんから。お互い頑張りましょう！ (6月20日 17時) (レス) id: 3d6a53223e (このIDを非表示/違反報告)
リョウナ - この作品、めちゃくちゃいいですね！！あと、書くのが上手すぎます！！それで、もし出来たらなんですけど、うちの作品にアドバイスをくれませんか？お願いします！！これです→https://uranai.nosv.org/u.php/novel/heoaud/ (6月20日 15時) (レス) id: 25016b7547 (このIDを非表示/違反報告)
黒炉@深緑ノ支配者@全初卓部員(プロフ) - 幽霊さん» ありがとうございます！これからも更新続けていくのでよろしくお願いします！ (5月11日 16時) (レス) id: 3d6a53223e (このIDを非表示/違反報告)
幽霊 - この作品好きです！めっちゃ大好きです！！更新とか頑張ってください！！ (5月11日 13時) (レス) @page29 id: fbfc17f9e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロロフィル＠深緑の指揮者 x他1人 | 作者ホームページ：No.
作成日時：2023年2月25日 15時
