ヒーロー ページ2
無事に今日もスマイルで仕事を乗りきり帰宅となり
ゆうみ:お疲れ様でした！はぁ〜今日も疲れましたね
って、7つも下の子が疲れるのだ…
私なんて死んでる…笑
可愛い後輩ともバイバイし、帰路につく
私は変わってるのか…昔からなのだが
疲れたぁと思いながらも歩いて帰るのが好きだ
帰りつき「あ〜本当疲れたぁ」って体を、ご飯より何よりまずはゆっくりお風呂で湯船に体をつけるのが幸せなのだ
今日はあの入浴剤にしようかなぁ…とか考えながら歩いて帰るのも楽しい
そんな日課は今日も健在で今もまさに入浴剤なんて考えながら歩いている
歩いているのだが…
いつもの曲がり道…
いた…
はぁ〜…
気付かない振りをしそのまま歩いていると
孝弘:こんばんは。今日も会いましたね。
と、わざとらしく声をかけてくる男性
何がめんどくさいって、うちの会社の取引先の坊っちゃんだったりする
声がかかったからには無視なんて出来る訳もなく
A:あっ！こんばんは。お疲れ様です。本当よくお会いしますね。
なんて、営業スマイルで答える
孝弘:毎日会うなんて、僕達縁がありますねぇ！
わざとらしい…
実はこの人は初めてうちの会社に来た時に食事に誘われ、一度は会社のためと食事に付き合ったのだが、それからしつこく付きまとわれてしまっている
孝弘:今日こそ食事また行きましょうよ。
外見だけなら、女子が好きそうな外見ではあるのだろう…
ただ、中身がやはり坊っちゃんなんだなと…私にはなんの魅力にも感じない
孝弘:今日なら、あの店ならすぐに入れるよなぁ
なんて、行くとも言わないのに勝手に話してる
A:すみません。今日は私用がありますので…
と、いつものように断り、急いでいるかのようにその場を離れようとすると
孝弘:はぁ？
いつもと違った
いつもなら、「それなら仕方ないですね。また会えたら行きましょう」って諦めてくれるのに
孝弘:毎回、毎回、断りやがって！この俺がわざわざ誘ってるってのに…
と、目の前に立ってきた
A:本当に申し訳ありません。先に用事を入れてますので
どうにか切り上げようと返事をするも
孝弘:何度目だよ。今日こそは付き合ってもらうから。用事なんてキャンセルしろよな！いいの？うちの会社との関係まずくしても。
と、腕を掴んできた
ヤバい！
その時だった…
まさしくヒーローが現れたのは
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作者名：たかちゃんラブ | 作成日時：2019年1月25日 0時
