ＪＵＭＰのうふ腐の缶詰にー。＝そふとたいぷ＝(短編集)

＝甘い・３＝ ページ4

「か〜わい涼介♡
　ふふ、やだぁ。だってさ・・
　マジ涼介、可愛いじゃん。」


「ゆぅや・・なにぃ・・」


「なー行こうぜ？・・な、涼介」




んっと。んと。あれ？え？？

甘いもの食べにだよね？

そーだよね。楽屋・・じゃないよね？

あれ？あれれ？？どっち？？



あ〜〜。んっとー。

どうやって答えたらいーんだろう。

ん―――――。


・・あ。そーだ・・

「んと。わかったっ。じゃ、ね。２人とも
　ね。３人でいこう？！」



苦肉の策で言ったオレの言葉に

ガクリと落ち込んで俯いてた裕翔が

ガバッっと顔を上げ

「んえぇぇ？？！！ヤ、ヤマっ？！」



「くくく＿＿。」って雄也が妖しく笑ってから

あの・・あの声で

「へぇ〜〜。そっか、そーなんだ・・
　涼介って・・えろいんだ。」



「え？・・えろ？？？」


あれぇ？あれれれ？？

甘いもの好きな人のコト・・

“えろい”っていうっけ？？

・・言わないよぉ〜〜〜〜っっ。



どうしてそーなったの？？！！



「え？・・あまぃものでしょ・
　３人で、甘いもの食べ＿＿＿＿」



オレの言葉を遮って

早とちり大魔王の裕翔が、真っ赤な顔して

「や。ヤバいって＿＿＿っ。
　ちょ。。ヤマってば、大胆だ＿＿＿
　うわあ。ヤバい、ちょーヤバいっ。
　考えただけで＿＿＿オ、俺っっ、」




ちがう。ちがうよ〜〜〜。

訂正したい事が山ほどあるのに〜〜

２人が何だか仲直りして顔を見合わせ



「ほら行こうぜ、涼介。」

「行こう、ヤマ・・。」


２人に、ガシ。って手首を持たれ

ずるずる＿＿＿連れて行かれる。。



ああ・・あれ？・あれれ？？

「え。。え。ちょ。ちょっと待って＿＿
　行くって。・・甘いの＿＿＿＿
　甘いもの食べに行くんでしょ？
　ね・・どこの、どこ行くの？」


雄也がフッと笑って

スッと耳のそばで囁く。

「‥俺と裕翔が喰うんだよ。
　あっま〜いの。‥な、裕翔。」

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