ＪＵＭＰのうふ腐の缶詰にー。＝そふとたいぷ＝(短編集)

＝もふ・４＝ ページ19

「ぼくは、静岡から来たきつねなのっ。。
　だから、このしっぽも、ぼくのなのっ。
　ぼくに、つながってるのーっ。」


「尻尾・・。これ、つながってる？？
　知念に？この尻尾？」


「そーなのっ。」


「ちょ。じゃ〜見せろって、つながってるトコ
　見せてくれよっ。」


「だ。だめっ。」


「なんで？！」


「だ、だってぇ・・おしりんトコだしー
　はずかしぃのっ。」


「んっだよっ〜〜。マジかよっ。
　メンバー１人がキツネってどーゆー・・
　つーか、いつから？」


「え、いつからって・・そんなの最初っからっ。」


「えぇ〜〜。うっそだぁ〜。
　今までそんな片鱗見せたコトねーじゃんっ。。」


「そ。それはー・・今まで隠してたのっ。」


「え？まてよ・・他のメンバーは？？
　知って＿＿＿＿」


「ん。知ってるよ〜。」


「っんだよ〜〜っっ。え？オレ？オレだけ
　知らなかった？！」


「ん。そーぅ。」


「なんでだよ〜〜っ。言えよっ
　言ってくれってっ。オレ、口堅いしさー」


「んー・・そーゆうコトじゃなくてー」


「じゃ〜何っ。」


「あのー・・あのね。」


「ああ。」


「大ちゃんがーキツネ好きって
　いうから〜♡」

そー言って、知念は・・もじもじ。もじもじ。



「へ？・・ちょっ。。だ、ダメだ＿＿
　頭がおっつかないっ＿＿意味分からんっ。」


「わかんなぃのー？・・んー」


「あ。ああーキツネだから、お稲荷さん好き？」


「あ、いまごろ〜。んーそうだよー。
　今まで隠してたから好きって言わなかったけど
　おあげさんだ〜い好き♡」


「あ〜・・だから好き過ぎて
　尻尾出ちゃったってこと？」


「ん。そうなの・・いつもは気を付けてるんだけど
　今日は・・ちょっとちがうトコに気持ちがいってて
　・・だからね、しっぽ出ちゃったの。」


「ん〜〜。尻尾出たって事は・・
　耳も＿＿＿出る？」


「ん。耳もでるよー」


「えぇ〜〜っ。マジで？！
　見たい見たいッ。。見して見してっ。」


「えー・・やだぁ。。」


「いーじゃん。いーじゃんっ。
　見せてってっ。」


「ん゛――。・・わかったぁ・・」


「やっり〜♪」



恥ずかしそうな仕草の知念が

目を瞑って、ん。って口したかと思ったら

「こん☆」って言った＿＿＿



なに？なにそれ、ちょー可愛いーじゃん。



ぱち。と目を開けた知念に

ぴょこ。って頭から金色のふっさふさの

耳＿＿＿可愛い耳が・・ぴん。っと出たっっ。。

「みみ・・でた？」

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