まさか ページ46
.
「圭人！」
圭人「A！」
〇〇通りに行くと、既に圭人は来ていた。
にこっと笑う姿。
あの時の、圭人そのままだ。
圭人「近くに、すごい美味いご飯屋さんがあるんだよ。
そこに行って、話しない？」
そう言って、近くの焼肉屋さんを指差す圭人。
私は、笑って「うん」と頷いた。
店に入ってすぐ、女子高生に騒がれた。
店員さんも気づいていたのか、個室になった。
「圭人、はさ。Hey!Say!JUMP、なんだよね？」
圭人「まあ、、メンバーとして」
「メンバーさんには、元カノってこと知らせてるの？」
そう言うと、圭人は視線を泳がせた。
なんやねん、ハッキリ言えよ。
圭人「一部の人には、言ってる」
「そ」
素っ気なく返事をして、グビグビ水を飲む。
カラカラに乾いていた喉が、潤された。
圭人は口を閉ざして、黙々と料理を食べていた。
料理を食べ終え、鞄から財布を漁っていた時、
圭人が、本題に入った。
圭人「俺ら、まだ付き合ってなかったけど」
こくりと、静かに頷く。
圭人「俺は、まだすきだよ」
衝撃の一言。
まさか、今日１日で２人に告られるなんて。
胸がドキドキいってて、心拍数が上がっているのがわかる。
「、ごめ」
返事はもう決まっていた。
ごめん、って言おうとした時。
圭人「返事はいつでも良いから、ゆっくり考えて！」
遮るように、そう言った。
そして、鞄を持って立ち上がる。
「え、ちょ」
圭人「払っとくから、気にしないで！じゃあ」
早足で去る圭人を目で見送り、ため息をついた。
うちって、誰が好きやねん。
心に問いかけたって、誰も返事しいひん。
もう一度、ため息をつく。
暇や。
９時まで、時間潰すつもりが
まだ、３０分しか経ってないのに、帰られた。
そや。
のんちゃん、誘おっかな。
トークを送ると、すぐ既読がつく。
返事は、決まっている。
１０分ほど経った時、
桃「A〜〜！」
私の名前を呼んで、ぶんぶん手を振る小瀧さんが現れた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 424人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぽむりんこむ - みつきさん» ええええ！？一位とかやばい！ありがとう！！！泣 (2018年11月15日 17時) (
レス) id: 55b3b8c9fd (このIDを非表示/違反報告)
みつき - 一位おめでとうございます！！ (2018年7月21日 21時) (レス) id: 279c830458 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりんこむ - りりさん» おっけいです！２で書いておきます！ (2018年1月29日 16時) (レス) id: c604e65af0 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりんこむ - ☆桐山 涼介☆さん» ２の方で絡み入れます！ (2018年1月29日 16時) (レス) id: c604e65af0 (このIDを非表示/違反報告)
☆桐山 涼介☆ - このお話とても面白いです! リクで、照史君との話を入れてもらえたら嬉しいです。これからも更新楽しみにしてます！頑張ってください (2018年1月29日 0時) (レス) id: dee7d4e70f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽむりんこむ | 作成日時：2018年1月13日 23時
