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龍「どこまでもずるいわ...」
そう言ってAに軽く口付けると、腰をさっきより速く動かす。
「あっ...」
龍「奥まで感じて...」
「んっ...」
ただ見つめ合いながら、快感に浸り愛を確かめる2人。
龍「その顔絶対誰にも見せたくない...」
「見せるわけないやん...」
龍「今までの男も見てたと思うとめっちゃ嫌...」
そう言うと、さらに激しく腰を動かす龍友。
「あっ...龍友くん...っ...」
龍「誰にも見せたらあかんで...？」
「当たり前やん...」
龍「めっちゃ気持ちいい...」
「んっ...」
龍「イキそう...？」
「うん...イキそう...」
回す腕の力が強まる中、龍友は動きを止めてしまった。
「はぁはぁ...何で...？」
龍「言ったやん...いっぱい求めてって」
そう言うと、奥までギュッと腰を押し付ける。
「あっ...龍友くん...」
龍「当たってる？」
「ん...」
龍「どうして欲しいん」
頭を撫でながら、挑発的に問いかける。
「...恥ずかしい」
龍「あんな感じてたくせに？」
「意地悪...」
龍「僕も我慢してんねんけど」
なぁ、と言いながら、また奥まで腰を押し付ける。
「ん...イキたい...」
龍「僕もイッていいん？」
「ん...当たり前やん」
龍「なぁ...」
「ん？」
龍「このまま出したら...怒る？」
以前の妊娠騒動から、しっかり避妊をしようと、Aは薬を使うようになっていた。
それでもさすがに...と、今まで通りに避妊していたのだが、龍友がそう言い始めた。
「ん...怒らへんよ」
龍「ほんまに？」
「うん...ほんまに」
龍「じゃあ...このまま出すよ？」
「ん...ちょうだい...？」
恥ずかしそうに言ったその言葉に、もう龍友を止める術はなくなった。
再び激しく動く腰が、2人の快感を絶頂へと導く。
「あっ...龍友くん...」
龍「イッて...僕もイキそう...」
「んっ...」
龍「好きやで...」
こうして2人は絶頂を迎えた。
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龍友の腕の中で眠るAを、龍友はただただ見つめていた。
あれからすぐに寝てしまったAは、もう2時間も眠り続けている。
最初こそウトウトしていた龍友も、だんだんと目が覚めてしまったらしい。
龍「Aちゃん...そろそろ起きて？」
「んっ...」
龍「まだそんな声出すん」
「...アホちゃうん」
まだ眠いのか、龍友の胸元に顔を寄せる。
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年9月6日 20時
