_________ ページ46
.
「んー、そうやなー。私も体絞ってるし、2人でパサパサの胸肉食べようか(笑)」
龍「じゃあサラダにでもしよか(笑)」
「ん、お願いします」
龍「別に痩せなくていいと思うねんけどなー」
「少しの辛抱やん」
龍「ガリガリはあかんで？」
「わかってるよ」
龍「心配やん」
「韓国行ったらめっちゃ食べてまうから、今のうちに減らしとかんと(笑)」
龍「それもそうか(笑)時間ができたら、僕も会いに行くよ」
「ん、ありがとう」
こうしてこの日のリハも順調に進んでいった。
Aも隼以外にはキスマークを見られず済んで、一安心で帰り支度を進めていた。
龍「Aちゃん、僕トイレ行ってくるわ」
「ん、わかったー」
Aが帰り支度をしている間に、トイレに行った龍友と入れ替わりに、裕太がやって来た。
裕「お疲れー」
「お疲れさん」
裕「今日めっちゃイチャついてたやん」
「そう？普通やろ」
フードを深く被って、目を合わせようとしないAに違和感を感じた裕太は、フードの中を覗き込む。
「ちょっと」
裕「何してんねん」
他に聞こえないよう、声のボリュームを落として裕太が言う。
「何もないって」
裕「おかしいやろ。腕見せて」
そう言うと、堪忍したようにパーカーの袖を少し捲る。
裕「どんだけなん」
「色々あってん...ヤキモチ妬かせてしまった」
裕「大丈夫なん？」
「ん、平気。これで気が済むんやったらお安い御用やん」
裕「一歩間違ったらDV...」
そう言いかけた時に龍友が戻ってきたので、Aは急いで袖を戻した。
龍「ただいまー」
「おかえり。もう帰れるけど」
龍「ほな帰ろか。裕太くんも来る？」
裕「いや...俺はまだ残る」
「頑張ってな」
裕太は後で連絡する、と目で訴えながら通り過ぎるAと龍友を見送った。
__________________
「手伝おうか？」
龍「簡単なもんやし大丈夫やで？」
「んー、なんか手持ち無沙汰やん」
そう言って、いつも龍友にされるみたいに後ろから抱きつく。
龍「Aちゃんいっつもこんな感じなん」
「ん、そう」
龍「意外とやりづらいな(笑)」
「じゃあ今度からやめてくれる？」
龍「それは嫌ー」
「何でやの(笑)」
龍「だってくっ付きたいねんもん(笑)」
「はいはい、わかりましたよ(笑)」
じゃあ私もやめへん、と龍友にまとわりつく。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 200人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「GENERATIONS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
べてぃ。(プロフ) - あさのさん» コメントありがとうございます(^^)是非、書かせていただきます！しばらくお待ちください(^^) (2019年8月23日 8時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
あさの(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！裕太くんと仲良しすぎて龍友の独占欲が爆発しちゃうところがみたいです（＾ν＾） (2019年8月23日 1時) (レス) id: 6c0ede078d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年8月8日 21時
