岩ちゃんの告白現場に丁度遭遇したからついでに邪魔したった「岩泉・及川」

story8 ページ8

及川side









「



『お前と幼なじみとかまじあり
えねー、バレー部やめるわ』




「いわ…ちゃん？」




『幼なじみに嫉妬して好きな子
傷つけるとか、俺見損なったわ』



「マッキーも冗談やめてよ！
昨日相談乗ってくれたじゃんか！」




『行こうぜ、お前ら』



「まってよまっつん！ねぇみんな！」





『………バイバイ、゛及川先輩゛』





「A……」







う、あ、あぁ…は、は、は、



まって、まって




行かないで、みんな





A、ちゃ……







及川「……！はぁ、はぁ…はぁ」






夢、夢？






あたりを見渡してみるといつもの自分


の部屋にいるの分かった





じゃあ、夢か








及川「……は、はは」









それは自分に対する嘲笑なのか




みんなに対する不安と嫉妬が混ざりあっ


た感情に吐き気がした









モブ「おーっす松川ー、お前なに
人の彼女手出してんだよw」



松川「彼女じゃねーし、相談のっ
てただけ、てかそれどこ情報」





モブ「女子」



松川「あー」







今日の朝練、及川の様子が可笑しかった



いや、いつもだけど←



いつも可笑しいけど『まっつん！？』


今日は、なんというか…元気がない

感じ？仮面貼り付けたような笑顔だし




気持ち悪かった←









ディすってるつもりはない←









ホームルームが終わり

俺はノートと筆記用具を手に持った


移動時間だから準備すっか









夢主side



「よし」





これと、これとこれ




後は、うーん、これだ！←






何してるのかって？今日ね、あのね



徹の機嫌が良くなかったから機嫌直し


的な？






私も調子良くないんだけど



はじめとのことはまたゆっくり解決


する事にした






1番元気無いのははじめだったし←





主将二人してサーブ連続ミスで



顔面レシーブで



ぼーっとしてて







私が原因なのは見てすぐわかる






ごめんね、2人とも






こんなことしか出来なくて









及川「……なに」






徹の家に押しかけてるなう←





「これ」



ずいっと牛乳パンと徹が好きそうな


CDとバレーに冠する本



それから手作りのお菓子などが


入った袋を押し付けた






「私のせいでもあるから…何に
悩んでるのか知んないけどさ、元気
出してよ…ばか主将」





及川「………！、…はは…馬鹿って」




そういった徹は力なく笑顔を見せた

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←story7

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す