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奏助「ねぇやっぱやめた方がいんじゃねぇの？」
奏助くんはそういうがもう遅い。
歌苗「もう…遅い」
奏助「だって俺の荷物だってまだ中に…」
『もう 遅いんだよ…奏助くん』
すると突然…
今まで動くことがなかった“ 電子オルガン”の音が聞こえてきた。
歌苗「あっ、あの音!?」
『もしかしてあの オルガン…？』
この音を聞くと昔……お祖母様といた事を思い出す。
やっぱり壊れて欲しくない…絶対に嫌!!!!
歌苗も同じだったのか「いや、やっぱり嫌!!」
と言いながら館の中へと走っていった
奏助「ちょっ、バカ!?
ｸｯ……やめろーーーー！！やめてくださーーーい!!」
そんな奏助くんの声も虚しく…鉄球は音羽館の壁にあたり
音羽館は
ﾄﾞｶｰｰﾝ
という音と共に少しだけ崩れてしまった…
歌苗「…おねがい…」
『もう…やめて…』
「『壊さないでー！』」
歌苗とAの涙が地面に落ち弾けた瞬間…
ベト「Musik!!!!」
奏助「っは？」
ベト「はっはっはっ アッハッハッハッハッ
至高なるギョーザーをこの口に入れること叶わず我が舌を満たさず床に落ちざるは“ 運命”なのか!?
ならばっ私は運命の喉首を締め上げてやるのだ!!
決して運命に圧倒されはしないっ!!
Spielen wir unsere Musik！！」
するとベトさんの体は赤いリボンのようなものにくるまれてしまった
次にベトさんが出てきた時にはベトさんの服が変わり
指揮者？のような黒ベースの服に変わっていた
「「『はっ？』」」
ベト「我が音楽の前に
ひれ伏せ運命!!」
🎼.•*¨*•.•*¨*•.¸¸🎶
歌苗「えっ」
奏助「なに、この音楽!?」
『で、田園？てか、なにこの空間!?(´つω；｀)ｸﾞｽﾝ』
〈Aさんの言うとうり 詳しく言うと交響曲第六番ヘ長調…田園ですよ…
ドイツ古典派の音楽家のルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが1808年に完成させた6番目の交響曲 作品番号は68ですね〉
パッドくんが説明している最中上からスピーカー？
のようなものが降りてきた。
ベトさんは指揮をするかのようにタクトを振っている
すると…突然音羽館全体が黄色い光に包まれた
眩しくて目を瞑ると…そこには
玄関に飾られている絵のような人達がドレスやスーツをきて踊っていた
歌苗「これは、あのっ 絵の？」
『なんで？幻覚？ヾ(･ω･`;)ﾉ』
奏助「すっげ〜パッドくん録画!!」
〈はいはい〉
奏助くんが1番興奮してる気がする…w
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作者名：アイスですm(*_ _)m | 作成日時：2022年5月29日 7時
