じ ぇ ね ハ ウ ス の 管 理 人 ！ [ G E N E R A T I O N S ]

考 え も し な か っ た　２２ ページ29

〆








燐｢Aってさー、あの人達の事好きとかないの？｣


『…え？』





とつぜん燐から言われた言葉、何の考えもなしに普通に聞かれただけだった。





『…どういう事？あの人達って誰？』


燐｢や、GENEの人達。あんな四六時中一緒に居て誰かを好きになるとか無いのかなーって、しかも相手はイケメン達だし｣





…好きになる？イマイチピンと来ない…





『私は皆好きだよ？』


燐｢そうじゃなくて、恋愛感情ってやつ｣






…恋愛感情！？そんなの、私があの人達に恋愛感情持つとか気が引ける！！

いや無理無理！仕事の邪魔になっちゃうし！





『あの人達もきっと私の事そんなふうに思ってないだろうし…！』


燐｢え、そうなの…？…いやそれは絶対無いわ…｣





何でそんな絶対なんて言えんの…！

こんなガキの相手をあんなカッコイイ大人達がするわけないでしょ！





燐｢でもAさー、ずっと彼氏いないんだから考えて見てもいいんじゃない？合コン行ってみる？｣


『…マジで行ってる？』


燐｢そりゃマジのマジよ｣





…マジでか、私が合コンいったら邪魔じゃないスか…？


男の人同じ数いる訳でしょ？

私とペア的な感じになった人が可哀想だよ！←




…とりあえず行ってみるっきゃないか…

実はですね、私彼氏出来た事ないんです…



あぁ、大丈夫かなぁ…








そこから一回帰って皆のご飯作ってから行く事にした。





『ただいまぁー』


亜嵐｢おかえりっ！｣





え、ビックリした…まさか帰ってきてるとは…





『ご飯作ったらまた行くからねー』


玲於｢どこ行くの｣


『燐に誘われて合コン行ってくる』


｢｢｢｢｢｢｢合コン！？｣｣｣｣｣｣｣






皆が声を合わせて発した事に肩がびくっと揺れた。


いや、ビックリするからホントに…

何でそんな驚くの…






隼｢ダメダメダメ合コンなんかぜっったい行かせない｣


『なんで？』


涼太｢当然やろそんな狼しかおらんような所…｣


『狼はいないけど…』


龍友｢男に何されるかわからんで｣





…何されるかわからないような事をされるわけが無い！

こんな顔面偏差値低いやつ誰も相手しないって。






『もー馬鹿な事言ってないでとりあえず行くからね』


裕太｢いやあかんやろ…｣





暫く皆の謎の説得は続いた。









( 仕 方 な い … 背 後 か ら 付 け る で … )




( 当 た り 前 、 ぜ っ て ー 危 ね ぇ )









〆

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