じ ぇ ね ハ ウ ス の 管 理 人 ！ [ G E N E R A T I O N S ]

片 寄 涼 太 と デ ー ト　１９ ページ20

〆






涼太さんと、凄くお洒落なお店に来た。





『…こ、こんな所私が来ていいの…？』


涼太「んは、当たり前やで。て言うか俺がAだから連れてきたの」





…何で私をこんな高級そうな所に…場違いじゃないかな…


皆キラキラしてる、セレブってかんじ…





涼太「A、ご飯食べよ？」


『あ、うん…な、何が美味しいんだろ…』





メニューを見るも、いまいち良く分からなくて頭に「？」のマークが浮かぶ。

難しい言葉ばっかり…





涼太「俺に任せて？」


『う、うん…』




戸惑い過ぎて、涼太さん困らせてないかな…

大丈夫だろうか…




涼太「…緊張してる？」


『…ち、ちょっとね』


涼太「大丈夫やって、俺からしたらAが一番可愛いし、綺麗」






そう言って不安が滲む私の瞳を真っ直ぐに見つめてきて、頬を手で包み込まれた。

…冷たい





『涼太さんって心は暖かい人なんだね』


涼太「えー、今更？めっちゃ優しいよ俺」


『自分で言うな』




でも、その手から伝わるじんわりとした温もりと優しさに溢れた涼太さんの顔を見ていると緊張なんて吹っ飛んでどんどん心が安らいでいってるのがわかる。





『…ありがとう涼太さん』


涼太「んー？なにが？」


『…なんでもないっ』





あぁ、この人はこういう人だった。


自分がいい事したって、自分の手柄だなんて言わない人。

心の底から、優しい人言える人だった。





( 涼 太 さ ん こ れ め っ ち ゃ 美 味 し い … ！ な に こ れ … ！ )





( う ん 、 美 味 し い の は わ か っ た か ら 一 旦 そ の い っ ぱ い 頬 張
っ て る 口 の 中 綺 麗 に し よ う ね ？ 笑 )






〆

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