じ ぇ ね ハ ウ ス の 管 理 人 ！ [ G E N E R A T I O N S ]

白 濱 亜 嵐 と デ ー ト　１８ ページ19

〆









さてさて、次は亜嵐さんと、なわけなんですけどね…






亜嵐「♪ー♪」





ノリノリになりながらヘッドホンを耳にあててDJ機材を触る亜嵐さん。


その姿は、少なからず大人っぽくどこか色気を漂わせている。



…まぁ、これはシェアハウス内なんだけど、でもDJをしている亜嵐さんは初めて見た。


ヘッドホンを外して私の方を見て無邪気に笑いかける亜嵐さん。

この笑顔は、子供っぽいんだけどなぁ…






亜嵐「今の音どう？」


『…あッ、御免ね…全然聴いてなかった。違う事考えてた』


亜嵐「俺に見惚れてたんでしょー？」





…あながち間違ってはなくて、黙ってしまう。





亜嵐「え、うそマジで？なにそれ、超嬉しいんだけど…」


『み、見惚れてたとは言わない。見直してた！だね！うん！』


亜嵐「でも俺を見てたって事には変わりないでしょ…？」





何故かどんどん迫ってくる亜嵐さん…何でですか…！？


その瞳には熱が籠っていて、壁に追いやられると頭の真横に片手を置かれて距離は一気に縮まった。


顔が、熱くなる。これは、ヤバい奴だ。





『そ！！！それ以上近付いたらもう亜嵐さんの好物とか作らないからね！？』


亜嵐「え、それはやだなぁ…でも俺にとっての一番の好物ってAだからさ？」


『馬鹿かあんた！！！』





鼻筋が綺麗で整った顔が、薄い唇が、どんどん。


あぁ、もうどうにでもなってくれ。






ぎゅっと目を瞑ると額に柔らかいものがふれた。






『…へ』


亜嵐「仕方ないからこれで許してあげるよ、此処はやっぱりAからしてくれる時を待ってる」





そう言って私の唇を指差して、意地悪気な笑みを浮かべた。


…こ、この人はほんっとうに…！！！！





( も う 本 当 に 亜 嵐 さ ん 嫌 い ！ 知 ら な い も う ！ ！ )




( え ッ 、 嫌 い は 大 分 傷 つ く … ッ ！ )








〆

片 寄 涼 太 と デ ー ト　１９→←中 務 裕 太 と デ ー ト　１７

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す