セ.ン.ラさんが大好きだけど苦手なアイドル

【15】３人の自己紹介 ページ16

すると正気に戻った華美が身を乗り出す。



華美｢じゃあ私たちも！HYUMの佐々木華美です！そしてじゃじゃん！！坂田家やってます！｣



華美はバッグから法被をとりだし、みせる。



坂田｢おぉ！めっちゃ嬉しいわ。ありがとな！｣



坂田さんの言葉に華美はまた赤面した。



すると次に初香が前にでる。



初香｢わ、私は山城初香です。うらたぬきさん…推してます……こたぬきですっ！……恥ずかしい｣



初香は顔を手で隠し、すこしうつむく。



うらたさんをみるとうらたさんも顔を手で隠していた。



うらた｢なんか俺まで恥ずかしいからやめて…｣



次に未来が口をひらく。



未来｢うち、私は、A未来。後ろに隠れてる人の妹。別に誰も推してな ｢未来ちゃんは志麻リスでーす！｣ちょっ！華美！！｣


突然明らかに未来の声が大きくなる。



華美｢なんで！？いかにも志麻リス感だしてるのに？｣



華美は無茶苦茶だけど、本当に未来は志麻リスだから…


未来｢それは、お揃いにしよっていうから……｣


朝と同じこと言ってる………



華美｢ショートパンツはお揃いにしてない。それに、この缶バッチもお揃いにしてない｣



華美は超高速で真顔で未来に向かって言葉を放つ。



未来｢う…………｣



未来は華美の攻撃をバッチリ受けた。。。



華美｢正直になれ！！ツンデレリス！！！｣



ツンデレリス！？



未来｢し、志麻リス…………です……｣



志麻｢ありがと!なんか無理矢理感やばいけど！｣



ですよね。それは誰もが思いますよ…



未来｢ちがうっ！ちゃんと志麻さんのこと好き！！！…………………あっ…｣



『未来……………！？』



私は目を丸くした。



未来は顔を真っ赤にして口を手で隠している。



志麻｢！！！？？？｣



志麻さんをみると志麻さんも未来に負けないくらい顔が真っ赤だった。



未来｢ち、ちがっ…そういう意味じゃなくって………！！！あーもー…！はい、次おねーちゃんっ！｣

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