【イナオリ】こちとら初心者なんだよ！

【番外編】 幽霊でも見たような顔して ページ42

※やあ
※エイリア要素ガッチガチにある
※恋愛発展要素はないからな
※本編じゃなくてごめん
※アレス軸
※アレスだから夢主出てこない
※ヒロトとタツヤしか出ない
※つまりそういう事さ
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今日は日曜日、国民全員が安らげる日である。


この日、ヒロトは瞳子の提案によりお日さま園で1日過ごすことになっていた。

吉良ヒロトside

めんどくせぇ…なんで俺が洗濯物干さなきゃいけねぇんだよ…




まあタツヤもいるし、ひとりじゃないだけましなんだろうが…他の奴がすりゃ良いのによォ…





タ「うわっ…風強い…」




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タツヤが急に喋るからそっちをつられて見た。




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でも、風に煽られたタツヤは「タツヤ」じゃないみたいだった。




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いつも下に降りている髪は全部逆だって、何時もより目を細めた姿。



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靡くカーテンで姿が遮られた瞬間、タツヤは変な服を来ていた。




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なんか…ピッチリしたスーツみたいな。タツヤだけじゃなくて、涼野や南雲、




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緑川や八神も変な服を着ていたのがチラついて見えた。




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気がついた時には、もう何時ものタツヤに戻っていて。緑川達の姿も消えていた。




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固まった俺に気づいたんだろう。少し焦った顔で言った。





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タ「ヒロト、どうしたの？」





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タ「幽霊でも見たような顔して。」




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きっと、タツヤじゃなくて、別の「タツヤ」だったのかな、なんて考えて。




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ヒ「……………や、なんでもねぇよ。」





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あの時見た彼奴らは、きっと幽霊なんかじゃ__________________

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