NO.24 1週間前の夜 ページ34
1週間前の夜。謎の少年、無敵ヶ原富士丸はラフプレーを用いて
明日人達をどんどん傷つけていた。
稲「ちゃんとサッカーで勝負しろ!」
と明日人が訴えかけるも、「5対1だから」と一蹴されてしまう。
しかし、ラフプレーを除いても5対1で優勢にある少年のサッカーセンスは抜群だった。
そして、「君は最後だよ」と言われたAは、ずっと少年の動きを観察していた。
……………ずっと、
Aが観察を終える頃には、既に明日人達はボロボロだった。少年は倒れて動けない
明日人達を横目で見ると、Aにボールを蹴った。
驚くAだったが、上手くトラップしてボールを受け止める。
無「君の
少年が煽るが、Aはそれを無視し、
『では、ラフプレーの方でお願いします…』
当然驚く明日人達。
不「…Aクン、流石にやめといた方がいーんじゃねーの?」
稲「そうだよ…!5人でも勝てなかったのに…!」
当たり前だ。だが、Aは「恩返しする」という目標を持っていた。
当然、傷つけた少年には勝って謝らせるつもりだった。
『…やれる所までやってやりますよ!』
その声で動き出した少年の速さは、先程よりとても速いものだった。
膝を突き出してスライディングをしてくる少年。明日人は「危ない!」と叫んだ。
だが、少年の動きを観察していたAは、軽々とスライディングを避けた。
少年は分かっていたように笑い、
無「流石だね。…まだまだ行くよっ!」
明日人達は目の前で行われる激しい攻防に呆然としていた。そして、数分たっただろうか。
不意に、少年が座り込み、苦笑いしながら言った。
無「僕の負けだよ」
安堵したAは、謝らせる事も忘れて明日人達の方へ向かおうと背を向けた。__刹那、
Aの首に少年の手が掛けられ、Aの喉からヒュッ、と音が鳴る。
無「君、素直すぎるのも良くないんじゃない?相手の言う事を簡単に信じるなんて。」
『っ…!!』
少年が口を開いた途端、ボールが飛んできた。
起き上がっていた不動がボールを放ったのだ。結局、少年には逃げられ、首が痛み始める。
怖がるAを落ち着かせる方法は、頭を撫でたり、抱き締めてあげる、という事が分かり
この5人はそうなった時の対処に尽くすようにした。
無「……ごめんね」
(ちょっとキャラ崩壊してしまった………)
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きらら(プロフ) - 杳覇さん» なんか書いてたらこうなりました!育毛剤あげますね(( (2020年4月2日 18時) (レス) id: 36a6836253 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - おおおお急展開!?主人公ちゃんが素敵すぎて萌え禿げました!!(( (2020年4月2日 16時) (レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - 氷浦メグさん» すみません!ボードの使い方がわからなくて抜け落ちていました…!番外編の事まで考えてくださってありがとうございます!とてもいい案だと思います! (2020年3月29日 20時) (レス) id: 36a6836253 (このIDを非表示/違反報告)
氷浦メグ(プロフ) - 番外編は清華がそっちの世界線に行き、猫屋敷さんがこっちの世界線に来ると言うのはどうですか?因みに清華の名前の読み方は「きょうか」です。 (2020年3月29日 20時) (レス) id: 3357bae399 (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - nmiyu0922さん» え、待って下さい!?やり直したら読者様が減る!()番外編理解してもらえて良かったです…!! (2020年3月28日 13時) (レス) id: 36a6836253 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きらら | 作成日時:2020年3月5日 12時