マフィアだけど警察学校に入学します！【文スト】【名探偵コナン】

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入校してから一週間段々とこの生活も慣れてきた




噂は相変わらず無くならないけど、陣平たちがいるおかげでぼっちは回避出来ている


まぁ、未だに降谷には嫌われているみたいだけどね
あ、因みに君付けはやめたよ面倒だしね



異能力についても誰にもバレてないみたいだから一安心
特務課の息のかかってる学校って聞いてたから警戒はしてたけど、教官の中に異能力者がいる訳でも特務課の人間がいる訳でも無いみたいだから本当によかった



これで暫くは安心して過ごせるよ








そして今日は何気楽しみにしていた柔道の授業がある


実技自体は何回かあったけど合気道、剣道は男女で別れるから女子だけで呆気なかった



けれど、柔道なら男女合同な為手加減不要で多少は楽しめそうだ
まぁ、本当に本気出したら怪我人が出かねないから出さないけどね





「おい、A」



『ん？どうしたの陣平』




一人でそんなことを考えていたら隣から声をかけられた




「お前今日の柔道の相手もう決めたか？」


『あー忘れてた、まだ決めてないや』



昨日柔道を担当する教官に誰でもいいからペアを作っておくように言われたんだった



「なら俺と組もうぜ」


『いいけど、研二じゃなくていいの？』


「俺なら伊達と組むから平気だよー」



今まで会話には入って来なかった研二が私たちの方を向いて入ってきた



『なら平気だね、てか、陣平絶対弱い相手嫌いでしょ
私じゃなくて研二とか伊達みたいな男子の方がいいんじゃない？』


「何言ってんだ、数人の男相手に一人で殴り合いしてるやつの何処が弱いんだよ」


『それとこれとは別だから』


「別じゃねぇ」


「ほんと、殴り合いしたって聞いた時はめっちゃ驚いたよ、喧嘩なんてどこで覚えたのさ」



研二にそう言われ私は少しドキッとした



『べつに、昔ちょっとやんちゃしてただけだよ』




まさか、現在進行形でマフィアの幹部だからですとは死んでも言えない




「まあいいけど、女の子なんだから傷を作るような喧嘩はダメだよ」


こういう所が研二はモテるんだろうなー、なんて本人には絶対言わないけど



『善処はする』


「善処じゃなくて約束してよ」


『無理、ムカついたら殴っちゃう』


「それな」


「陣平ちゃんも同意しない！」



なんてふざけていたら




「お前ら話すのはいいがもう移動しないと間に合わないぞ」



伊達に声をかけられた



「んじゃ、行くか」




陣平の声を合図に私達も移動を始めた

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