急な展開 ページ5
敦サイド
乱「とまぁ…彼女との出会いはこんなものかな。」
敦「うぇええ？！！」
唐突に打ち切られた話題に驚きを隠せない僕。
いや、だってそうだろう。
これからが良いところじゃん？！
でもまあ…乱歩さんがAさんのこと好きなのには間違いないかな？
『乱歩。』
長い髪を揺らしたAさんが僕の前に立つ。
『お仕事。しっかりして。』
鈴を鳴らしたような凛とした声が脳天に響いた。
乱「えぇ〜っ！
だってやる気でないんだもの、やる意味ある？」
敦「乱歩さん…」
因みに現在地はうずまきである。
…お客さんの視線がつらい。
『乱歩。ちゃんとやったら、＿＿＿＿。』
乱「？！え、まさか…。」
『社長に褒めてもらうよう、かけあったげる。』
乱「っ…しょーがないなぁ！
終わったらAも褒めてよねっ！」
『いつもやってるじゃない。』
ホントなんで付き合ってないんだろうこの二人。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿
太「ねぇ敦君。」
敦「なんでしょう。」
太「あれ何。」
そういって指差されたのは、社長に褒めてもらっているはずの乱歩さん。
敦「え〜と…ご褒美？」
社長に撫でられているはずのその頭はAさんの膝の上にある。
社長も「すまぬな、A…」っていいながら撫でてる。
AさんはAさんで『大丈夫です、此のくらい。』と言いながら資料まとめてる。
…え、
太宰さんなんて「Aさんにあれしてもらえるなら仕事がんばる！」とかいってる。
え、このひと上司だよね？
いや、僕のことを救ってくれたから恩人か。
…そうだよね！！
『敦君。』
敦「どぴゃあ！！」
変な声が出た。え、だってそうでしょ、さっきまで乱歩さんを膝枕してたのに。
そう思って乱歩さんのほうを見ると寝ていた。え？？？
『乱歩なら撫でてるうちに寝たよ。』
はい此れ資料で来たよ。と言われてお礼を言いながら一つの答えが浮かんだ。
…Aさんって社長より乱歩さんの扱い上手くない？
その手の温もりに縋る（リア友よりリクエスト!!）→←其れは大事な贈り物
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 72人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
操咲作乃 - 分かりました！楽しみに待っています。 (2020年5月17日 10時) (
レス) id: 57a619e46a (このIDを非表示/違反報告)
鏡の国のアリス(プロフ) - 操咲作乃さん» 有難うございます〜！！では採用させていただきます！更新、しばしおまちを〜！！！ (2020年5月17日 0時) (レス) id: 958bbe9c3e (このIDを非表示/違反報告)
操咲作乃 - 勿論です！喜んで戴けて凄く嬉しいです！ (2020年5月16日 6時) (レス) id: 57a619e46a (このIDを非表示/違反報告)
鏡の国のアリス(プロフ) - 操咲作乃さん» 遅れてしまい申し訳ございません！ひぇえ、そうなんですか？！土地神様です、あの神社をお守りするお狐様です〜！素敵なお名前をありがとうございます！採用してもよろしいでしょうか…？ (2020年5月16日 0時) (レス) id: 958bbe9c3e (このIDを非表示/違反報告)
操咲作乃 - 初めまして。狐の名前募集中と聞きまして。瑞祇（みずき）とかどうでしょう？「瑞」にはめでたい印等の意味があり、「祇」には土地神等の意味があります。あ、でもめでたい存在じゃねえよこの野郎とか土地神じゃねえよこの野郎とか思われたのならば忘れて下さい。 (2020年5月14日 8時) (レス) id: 57a619e46a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鏡の国のアリス | 作成日時：2019年10月27日 12時
