チョコレートと悪魔【名前変換オリジナル】

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いつも通りの毎日、いつも通りの仕事

ただいつもと違うのは




「ただいまー」




航太「おかえりなさい、千代さん」


「ただいま航太くん、今ご飯作るね」


航太「手伝います」





6個年下の男の子、航太くんが我が家にやってきた事
数ヶ月の間なんだけどね




私は航太くんと台所に並び、夕飯の準備をしていく







航太「今日、駄菓子屋のおばちゃんに会いましたよ」


「え！？おばちゃん元気だった！？」


航太「全然！あの時のまんまで元気ですよ笑」


「はぁ〜懐かしいなぁ！笑」


航太「千代さんあそこの駄菓子屋毎日のように行ってましたもんね笑」



「だってその時私高校生だよ！？頭使うと甘いもの欲しくなるじゃない？」


航太「でもテストで赤点ばっかりとってましたよね？」



「そ、それは言わない約束〜！！」









あれ？

私、普通に笑えてる…





航太くんとは懐かしい感じがあって、それが心地よくって可笑しくって…







なんだか暖かくて柔らかい









「航太くん、大きくなったね」


航太「あ〜身長めちゃ伸びましたもん」


「そうじゃなくて、大人っぽくなったよ」



航太「…あー、そうですか？」



「あはは、女の子からもモテるでしょー？」









この時の私はただただ年下の男の子を
からかっているつもりだった。








航太「…モテても、嬉しくないっすよ」


「…え？」








目が合って。



私は息を飲んだ。

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