連絡先 ページ9
理鶯side
連絡先か。小官は構わないが、
圏外のここでは無論、使えない。
それではあまり役に立てそうもないが
Aは大丈夫なのだろうか。
帝統「Aに何かあった時とか、
Aが1人になんないようにって事で
1人でも多く知っときたい。
それに、たまにでも理鶯さんから
連絡入れてくれるとAも喜ぶと思う。」
理鶯「…そうか。
そういうことなら、小官も登録しておこう。」
帝統「ん、あんがとな。」
理鶯「……すっかり眠ってしまったな。
テントに寝かせてくるとしよう。
帝統、お前はどうする？」
帝統「あ、Aまだ1人じゃ寝れねぇんだよ。
だから、付き添うぜ。」
理鶯「うむ、分かった。」
トサッ
理鶯「小官は火の後始末をしてくる。
少しの間、待っていてくれ。」
帝統「おう。」
………………あのぬいぐるみ
恐らく何か仕込まれているな。
しかし、Aの周りの奴らが
放置しているということは
危ないものではないのか。。
気づいていない、ということもあるか…？
ガサッ
帝統「ん？理鶯さん、おかえり。
なんかあったのか？」
理鶯「……帝統。このぬいぐるみは
誰からもらった？」
帝統「ん？乱数だけど、それが…？」
理鶯「…………これには
何かが仕込まれていると見受けたが。」
帝統「……あぁ。
GPSだよ。Aになんかあっても
すぐに助けられるようにだとよ。
ったく、乱数のやろう、Aに何度も
絶対に離すなって言うもんだから
この通り、離してくんなくなっちまった。
理鶯さん、さっきは行儀悪いとこ
見せちまって悪かったな。」
なるほどな。
悪い奴らの仕業でなくて良かった。
ここまで肌身離さず持っていれば
確かにGPSとしての
役割は果たすだろうな。
その後起きたAを連れて
森を少し散策したが
やはり少しバテてしまったようだ。
うむ。
これは、少々鍛える必要がありそうだ。
バテたAを連れて家まで帰るのは
大変だろうということになり、今日は2人とも
小官のテントに泊まることになった。
A『………………ん、………………』
帝統「A、俺らももう寝るから、寝ていいぞ。
おやすみ。」
理鶯「……おやすみ、A。」ﾁｭｯ
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宇宙 - 凄い共感します!!3$EVEN の夢かよ!?のところとか良いですよね。あと左馬刻様のボソッと喋る時も!推しは独歩だけど話が合う気がします。ヒプノシスマイクの小説そこまでたくさんあるわけではないので、このような作品が読めて嬉しいです。作品全部読むので応援してます。 (2020年8月16日 21時) (
レス) id: 95c29b5ba6 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレートバカ - あああああっっ…続き、楽しみですっっっっっ！ (2019年6月30日 21時) (レス) id: b750cb0a89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず | 作成日時：2019年6月23日 16時
