克服 ページ30
一二三side
Aに抱きついて貰ったまま
スーツを脱ぐ。
途中で、怖くなって体が震えだして
でも、払いのけることもできなくて、
焦っていたらAが
思いっきり抱きしめてきた。
一瞬、余計に怖くなったけど
Aの匂いに包まれているのを感じ
Aの事を思うと
自然と落ち着けた。
さらに、Aが頭を撫でてくれる。
続きを促してくれてるみたいだ。
意を決してスーツを一気に脱ぐ。
あ、いけた………………。
いけた、けどっ、、
ｷﾞｭｰｰｰｰｰｰｰｰｯ
独歩「…………ひふみ？大丈夫か？」
一二三「………………独歩ちん……。
俺っち、こっから動けない。
って言うか、Aから離れらんない。」
独歩「は！？え、ど、
どういうことだ！？」
一二三「……なんつーか、
Aに抱きしめて貰ってるって
思えるから安心出来て
なんとか大丈夫なんだけど……。
離れちったら、いつもの
恐怖戻ってきちゃいそうで
…………どうしたらいい…？」
A『………………ひふみ…』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
寂雷「……一二三君、
ここにはA以外の女性はいない。
体を離しても、目の前にいるのは
今抱きしめているAだけだ。」
一二三「……………うん。
分かってる。……大丈夫。
Aだから。大丈夫。大丈夫。…」
ｿｯ
一二三「っ、、…………。」
A『……………？』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
俺っちが腕を離そうとする間
ずっと頭を撫でてくれていたから、
離れてもなんとなく
繋がっている感じが心地よかった。
不思議と、さっきまでの
不安はもう無くて。
代わりにAの方が
不安そうに首をかしげて
こちらを見ている。
一二三「…………ありがとう、A。
大丈夫っぽい。
……けど、もうちょい、
撫でて欲しい、かも。…………//」
A『……ん。』
嬉しい。
……すっげぇ嬉しいっ…！
一二三「……独歩、先生っ！
俺っち、出来た！
すっげぇ嬉しいっ！！」
独歩「っ！お、おう！
すごいぞ、一二三！…頑張ったな。」
寂雷「素晴らしい成長だよ。
良かってね、一二三君。」
一二三「……へへっ！」
なんか、このまま普通に話してても
全然大丈夫そう。
まじで嬉しい……！！
一二三「………………A。」ｷﾞｭｰ
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宇宙 - 凄い共感します!!3$EVEN の夢かよ!?のところとか良いですよね。あと左馬刻様のボソッと喋る時も!推しは独歩だけど話が合う気がします。ヒプノシスマイクの小説そこまでたくさんあるわけではないので、このような作品が読めて嬉しいです。作品全部読むので応援してます。 (2020年8月16日 21時) (
レス) id: 95c29b5ba6 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレートバカ - あああああっっ…続き、楽しみですっっっっっ！ (2019年6月30日 21時) (レス) id: b750cb0a89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず | 作成日時：2019年6月23日 16時
