vi ページ7
『ユンギ、今日は仙人掌(サボテン)だよ』
「サボテン？」
ユンギが初めて私の持って来る花に興味を
持ってくれて涙が出るほど嬉しかったです。
『うん、これもいい花言葉があるんだよ』
枯れない愛。それが花言葉という事は
恥ずかしくて言えなかったです。
「お前さ、作曲できんの？」
まさか花に関心を持ってくれた日に
私にも関心を持ってくれるとは思っていなくて
今日が命日かと思いました。
『うん、出来るよ。ピアノやってるの』
「へぇ、俺も」
『ユンギも？』
「うん、独学だけどピアノとギターやってる。作曲もできる。」
少し自慢げに話すユンギが
とても愛おしくて猫のように
頭を撫でてあげたくなりました。
その日からユンギは
花にも私にも関心を持ってくれるようになり
更には自分の話もよくするようになりました。
たまに歯齦を出して目を細めカッカッと笑うその姿は
可愛くてずっと忘れられません。
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きむそくじんが言ったダジャレ(プロフ) - まろんさん» コメントありがとうございますㅠㅠ とても励みになるのでそう言ってもらって嬉しいです！こちらこそ最後まで読んで頂きありがとうございました⸜🙌🏻⸝ (2022年8月8日 10時) (
レス) id: 04699b3c3a (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - すごくすごくよかったです、、、！最初は号泣案件の小説かと思ったら違う意味で号泣案件でした、、、素晴らしい作品をありがとうございます😭 (2022年8月8日 2時) (レス) @page19 id: afb55879bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さんずいへん | 作成日時：2022年8月3日 18時
