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その次の日、いつものように自身の花屋から
ハナミズキの花をこっそりと取ってきました。
ハナミズキの花言葉は、
「Am I indifferent to you?
(私があなたに関心がないとでも？)」
なのでユンギに是非知ってほしかったのです。
『ユンギ！今日はハナミズキだよ』
「おー」
やっぱりユンギは花にも私にも
関心が無さそうで悲しかったです。
「年齢は？」
『え、なに、突然、』
ユンギが私に質問をしてきたのは
ハナミズキを渡してから
数日のことでした。
「お前は俺の事知ってるけど俺はお前の事知らねぇ」
私はユンギのそういう所が本当に大好きで、
とても嬉しくて、空も飛べてしまいそうでした。
『17だよ』
「は、お前17？見えねぇな、顔丸いからか」
『失礼すぎない？私の事年下と思ってたの？』
「ああ、せいぜい15かと。」
私はユンギにとってヌナなのになと
この時強く思いました。
「兄弟構成は？」
『妹が1人いるよ』
「勉強できんの？」
『全然出来ない』
「趣味は？」
『作曲』
「好きな食べ物は？」
『トッポッキ』
「嫌いな食べ物は？」
『ない』
「好きなタイプは？」
ユンギは私と全く同じ質問をしていたので
聞かれるかなと心構えしていたものの
やっぱりいざとなると恥ずかしくて
ユンギを見ていた目は、
自然とハナミズキに向けられていました。
「好きなタイプねぇの？」
『ユ、ンギ…』
「え？」
『私はユンギが好き、』
「あー告白？」
『分かんないけど、多分そう』
「返事いるやつ？」
『…欲しくないけど欲しい』
「そう。考えとくわ」
『うん、…そろそろ帰るね』
「おー」
私は生まれて初めて 告白 というものを
したので心臓がはち切れそうで
その日の帰りはずっと体全体の脈が
うるさかったです。
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きむそくじんが言ったダジャレ(プロフ) - まろんさん» コメントありがとうございますㅠㅠ とても励みになるのでそう言ってもらって嬉しいです！こちらこそ最後まで読んで頂きありがとうございました⸜🙌🏻⸝ (2022年8月8日 10時) (
レス) id: 04699b3c3a (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - すごくすごくよかったです、、、！最初は号泣案件の小説かと思ったら違う意味で号泣案件でした、、、素晴らしい作品をありがとうございます😭 (2022年8月8日 2時) (レス) @page19 id: afb55879bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さんずいへん | 作成日時：2022年8月3日 18時
