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激写させる方が嫌なのか、スタスタと歩き始めたAさん。その後ろ姿がなんとも言えなくて笑えてしまった。
「…ね、Aさん、家の方向、そっちで合ってるの？」
「えっ？」
驚いて勢いよく振り向くAさんに、またもや笑えた。酔ってるからか笑い上戸になっているかもしれない。
「え、えっと…こっち、ですけど…」
「なんだ、逆方向ならUターンしないと」
「ええ！？」
Aさんの腕を引いて方向を変えてまた歩き出したが、彼女は依然として驚いていた。
「わ、わざわざ送ってもらわなくても大丈夫ですよ！」
「俺の家もこっちだし」
「あ…そういうことですか…」
本当は違うけど、こうでも言わないとAさんは納得してくれないと思って言った。
「あの…福良さん…」
「ん？」
「どうして私に関わってくれるんですか？」
諦めたようにすっかりと大人しくなってしまったAさんは、ゆっくりと聞いてきた。
その目はアルコールも入っているからかキラキラと潤んでいて、宝石のように綺麗だった。
宝石…？パチ、と瞬きをすると目の前にはAさんがお姫様のような格好をしていた。
──拳くんっ！
「え…？」
一体、これはなんだ…？
この前の時代劇のような風景といい、今度は外国にでも来たかのような。
そうだな、例えるなら仮面舞踏会。
派手なドレスを着ていて、髪も綺麗に結われている。
けれども目の前にいるのはさっきと変わらずAさんの顔。
「……さん、福良さん」
「えっ？」
もう一度瞬きをすると元に戻ってきていた。
周りは普通に真っ暗な夜道だし、目の前にいるAさんは普通にスーツ姿で、俺のことを覗き込んでいた。
「そんなに言いにくいなら別に言ってもらわなくてもいいんですけどね…ちょっと気になっちゃって」
そう言って笑う顔がどうにも悲しそうで、
「え…？」
「あ…」
無意識のうちにAさんの手を掴んでいた。
「その…Aさんのことが、気になってて」
「気になって…？え、私のことが？」
言葉に詰まりながら本当のことを言うと、さっきとは打って変わって嬉しそうに俺の方を見てきた。
「Aさんが言ってた前世ってやつ、興味が湧いてきて」
その姿にクスリと笑えてきて、自然に言葉が出てきた。
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豪炎寺修也推し - ちゃるちゃるさん» いえいえ、気にしないでください^ ^その時はコさん推しだったんだと思います。今また箱推しに戻っていまして…笑 コさんとは出身が同じなんですよ！それ見て嬉しくなってるんです！これからも頑張ってください！ (2021年5月17日 20時) (
レス) id: 619493ea8b (このIDを非表示/違反報告)
ちゃるちゃる(プロフ) - お返事遅くなってすみません！涙 マシュマロもありがとうございます！コさん推しなんですね！一緒で嬉しいです！！笑 これからもよろしくお願いします！ (2021年5月16日 17時) (レス) id: 6736db345f (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - ちゃるちゃるさん» これからも見ますよ！ちなみに、28日についったの方で匿名で送らせて頂きました！でもついったログインできないので見れないのですが…。ちゃるちゃるさんに届けば！と思い、送らせて頂きました！ (2021年4月30日 22時) (レス) id: 619493ea8b (このIDを非表示/違反報告)
ちゃるちゃる(プロフ) - ありがとうございます！素敵なお言葉で励みになります、、、マイペース更新ですがどうぞこれからもよろしくお願いします！ (2021年4月29日 0時) (レス) id: 6736db345f (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - コメント失礼します。ちゃるちゃるさんの作品を一気読みさせていただきました！この作品シリーズ、めちゃくちゃ好きです！更新待ってます！ (2021年4月28日 20時) (レス) id: 619493ea8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃるちゃる | 作者ホームページ：
作成日時：2021年2月8日 17時
