今日はそっとおやすみ-fkr ページ18
今日は満月の日でしたの続き
「ええ！？それやばい人じゃないの！？」
朝からリアクションが大きいなあ。
何かあった？と聞かれたから“ファンでもないのに何故か僕のことを知っていた人と連絡先を交換した”、と言っただけなのに。かなり言い方に語弊がありますよとか言われたけどこの際気にしない。
「なんでLINE交換しちゃうの？福良さんバカなの？」
「いやぁ、なんだか悪い人じゃないように思えて」
信じられない、という顔をしている伊沢。それもそうか、自分だってどうしてこんなことをしたのかよく分かっていない。
「どうせアレでしょ、女性に泣かれたんでしょ」
「え、そうなの？」
「あぁ…」
河村から言われて、そういえば元気そうでよかったと呟いた時にキラリと目筋に光るものがあったかもしれない。
「あーあ。これは福良、術中に嵌ったな」
術中…？瞬きをしたその瞬間、見たことのない景色が浮かんだ。
──お主、我が術中に嵌っていないとこの目を見て言えないのか？
「っ…！」
「福良さん？どうしたの？」
伊沢の声がしてまた瞬きをするといつもの光景に戻った。
一体さっきのは何だったんだ。まるで時代劇に迷い込んだような、でもそれにしてはとてもリアルで。
「女性はねぇ、泣いときゃこっちのモンって思う習性あるんだからやられたねこれは」
「それは河村さんの偏見に過ぎないでしょ」
2人の相変わらずのやり取りを見て少しは落ち着けた俺は、何も無かったふりをして話を続けた。
「でも、驚くぐらい連絡来ないんだよね」
本当にただ俺のことが好きなだけなら、すぐにメッセージを送ってくるはずなのに。
気づけば1週間以上も音沙汰がない。
なんなら、“追加しました”のメッセージすら来てない。
さては本当に俺の幸せ報告待ちかもしれない。
「あれなんじゃない？情報流出させたいだけなんじゃない？」
「うわだとしたら最悪じゃん！福良さん今すぐスマホ変えよ！」
「早とちりしすぎだって伊沢。なんで俺より慌ててんの？」
「いや福良さんが落ち着きすぎなだけ！」
何故か俺が怒鳴られてしまった。本当にそんな魂胆があって近づいたのかな、俺にはそうは思えなかったけど。
気づけばあの日以来ずっと彼女のことが気になって仕方がなかった。
一応念の為俺からはメッセージなんて送らなかったけどね。
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豪炎寺修也推し - ちゃるちゃるさん» いえいえ、気にしないでください^ ^その時はコさん推しだったんだと思います。今また箱推しに戻っていまして…笑 コさんとは出身が同じなんですよ！それ見て嬉しくなってるんです！これからも頑張ってください！ (2021年5月17日 20時) (
レス) id: 619493ea8b (このIDを非表示/違反報告)
ちゃるちゃる(プロフ) - お返事遅くなってすみません！涙 マシュマロもありがとうございます！コさん推しなんですね！一緒で嬉しいです！！笑 これからもよろしくお願いします！ (2021年5月16日 17時) (レス) id: 6736db345f (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - ちゃるちゃるさん» これからも見ますよ！ちなみに、28日についったの方で匿名で送らせて頂きました！でもついったログインできないので見れないのですが…。ちゃるちゃるさんに届けば！と思い、送らせて頂きました！ (2021年4月30日 22時) (レス) id: 619493ea8b (このIDを非表示/違反報告)
ちゃるちゃる(プロフ) - ありがとうございます！素敵なお言葉で励みになります、、、マイペース更新ですがどうぞこれからもよろしくお願いします！ (2021年4月29日 0時) (レス) id: 6736db345f (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - コメント失礼します。ちゃるちゃるさんの作品を一気読みさせていただきました！この作品シリーズ、めちゃくちゃ好きです！更新待ってます！ (2021年4月28日 20時) (レス) id: 619493ea8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃるちゃる | 作者ホームページ：
作成日時：2021年2月8日 17時
