41.「傲慢〜」 ページ41
RJ side
俺とも遊べ！とえげつない量の連絡が来たので、久しぶりに４人でジェノの家に集まることになった。
夏の間にドンヒョクはまた日焼けしたように見える。
HC「よー久しぶり」
JN「久しぶり」
RJ「夏休みなにしてんの？」
HC「寝て、飯食って、ゲームして、寝て、飯食って、ゲームして、ゲームしたりしてる」
JM「充実してそうで良かった」
HC「どこがだよ！」
ジェミンの耳元でキャンキャン騒ぐドンヒョクと、耳を抑えて心底うざそうな顔をするジェミン。
この２人は気が合うんだか合わないんだか俺にはよく分からない。
二人で謎の言葉を交わして笑い合っている時もあれば、くだらないことで喧嘩をしている(主にドンヒョクが一方的に怒ってる)時もある。
ゲームに負け続けたドンヒョクがおなかが空いてるせいだと騒ぎ出し、お昼ごはんを注文しようということで一旦中断することになった。
HC「てかさー、幼なじみやめるってなに？辞められるもんじゃないだろ」
JM「まーた言ってるよ」
RJ「お前疎遠になった友達に対してそんなの言ったことないじゃん」
HC「いや、幼なじみって普通の友達と違うじゃん」
JN「でもドンヒョガが距離置き始めたんでしょ」
HC「、それはそうだけど」
JN「自分から避けるのはよくてAはダメなんだ」
JM「傲慢〜〜〜」
HC「………なんか当たり強くね？」
JM「だって俺はAの味方だもん」
JN「俺も」
HC「は〜こいつらはだめだ。ロンジュナは俺の味方だもんね〜」
RJ「………」
眉間にしわを寄せて黙っていれば、
ロンちゃん〜！と俺の腕に縋りついて泣き真似をした。
そのドンヒョクの顔がなぜかAと重なって見えてムカついたから雑に引きはがす。
ああ〜と情けない声を出して床に落ちていくドンヒョクを見てジェミンとジェノは満足そうに笑い、
ちょうどよく頼んでいたものが届いたことを知らせるインターホンが鳴った。
.
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作者名：ロク | 作成日時：2022年5月8日 2時
