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その場にいる全員が一瞬にして一人の人物に釘付けになった。




ふわりと揺れる黒髪と、陶器のように滑らかな白い肌。

華奢な体と整った顔立ちに、鮮やかな色彩の神秘的な瞳。

そしてこの世のものとは思えないほど美しい羽。




時が止まったかのように教室中が息を飲む。




ふわっと降り立つ姿はまるでどこかの神話に出てくる天使のようだ。




「間に合ってなどいない。

遅刻だA・ジナンドロモルフ。」




トレイン先生の言葉で泡が弾けたように時間が動き出す。




『えー結構がんばったのにな。』

全く頑張っていなさそうにそう言う。


その時には背中の羽はもう無く、さっきまで幻覚を見ていたのではないかと一部の生徒は目を疑う。




「私の授業に入学早々遅刻とは許さない。

授業終了後に私の所へ来なさい。分かったら早く席へ。」



『げぇ...はーい。』


間延びした返事をし、タタタッと軽い足取りで空いている後ろの席へ登っていく。









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三月 - オリフラたってますよー消してください (2022年5月19日 23時) (レス) id: 512a3dd561 (このIDを非表示/違反報告)
ラディ(プロフ) - こんばんは。コメント失礼します。この作品はツイステッドワンダーランドの二次創作にあたるので、「オリジナル作品」のタグは削除してください。よろしくお願いいたします (2022年5月18日 22時) (レス) id: 4a3262dfb5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mily | 作成日時:2022年3月12日 13時

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