【１４匹目】 ページ16
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｢ねー！A！今日この辺りでNRC生が授業してるんだって！｣
学校の休み時間、自分の席で本を読んでいたらドンと友達が机に手をつきそう言った
｢NRCって…あの？｣
｢そう！あの超エリートばっかりいる男子校！興味あるでしょ？ねーえ見に行ってみようよ〜｣
｢でも、授業で来てるんでしょ？迷惑じゃ…｣
｢大丈夫！ちょっと見てすぐ帰るから！｣
お願い！ついてきて！と手を合わせてくる友達
授業って覗いていいものなのかな？
｢放課後探しにいくくらいなら…私も授業は休みたくないし｣
｢いい！それでいい！｣
じゃあ放課後！！と叫びながら彼女は自分の教室へ帰っていく
NRCかぁ…なんだかすごい人ばっかりいる気がして怖いなぁ
もし見つかって、怒って虫に変える魔法を使われたりしたらどうしよう…！
｢…なんだか不安になってきた｣
行きたくないな…
そんな気持ちも虚しく、あっという間に放課後を告げる鐘が鳴り、友達に手を引かれて学校を出た
｢確か情報によるとこっちなのよ！｣
はりきって歩く友達にどこ情報だよと思いながら手を引かれるがままに歩く
｢…ねぇ、思ったんだけど放課後だから授業は終わってるんじゃない？いるとしたら帰る途中とかだと思うけど…｣
｢…確かに、じゃあ街の中にいるNRCの制服を探そう！｣
えぇ、なんでまた骨が折れることを…
完全にはしゃぐ彼女に振り回されている状態で町を走り回った
｢わぷ、ごめんなさい｣
｢いってーな｣
ドンと角を曲がるところで彼女は誰かにぶつかっていた
彼女はすぐに謝っていたが、聞こえてきたのは機嫌の悪そうな声
見上げると角からでてきた三人の男はNRCの制服を着ていた
｢ぶつかってきてそれだけかよ｣
｢へっ、あの…いや｣
｢あーぁ、今ので腕の骨にヒビが入ったかもしれねぇ｣
｢え、そりゃあ大変じゃねぇか｣
｢じょーちゃんどうする？慰謝料払っとく？｣
背の高い彼らに迫られた彼女は上手く言葉を返すことが出来ず、私の手を握る手に力が入っていた
…本当に彼らがNRC生なのだろうか
｢嘘ですよね、骨にヒビが入ってるなんて｣
流石に人が悪い、そう思った私はつい口を挟んでしまっていた
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あおい(プロフ) - 初コメ失礼します。リクエストになるのですが、二人が大喧嘩をしてしまう様子を見たいです！よろしくお願いします。 (2020年8月10日 0時) (
レス) id: 34a265efc7 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - 素敵なお話ありがとうございました！！ (2020年8月9日 18時) (レス) id: 25d1c36d01 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - んんん、耳と尻尾が生えたクルーウェル夫婦最高でした…！まじでごちそうさまでした (2020年8月5日 20時) (レス) id: a494b1d180 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - 最高過ぎます！！リクエストになるのですが、、、魔法の力を高めたい夢主ちゃんはマレウスとリリアに教わり仲良くなる様子が見たいです！ついでにクルーウェル先生とリリアの絡みがあれば嬉しいです。笑 (2020年8月3日 17時) (レス) id: 25d1c36d01 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇお - 最高でしたありがとうございました (2020年8月3日 15時) (レス) id: ec620c1410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルイ x他1人 | 作成日時：2020年7月28日 19時
