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「け、警察それとも、、あッAーーーーー!!!!!!!!!!!」
『どうした!?』
突然大きな声叫び出したユウはさらに大きな声で僕を呼んだ。
『一体何があったんだ!?ってその変な生き物は!!』
「ふなぁっ!?オレ様は変な生き物じゃないんだゾ!」
「うわぁああ!?A!!早く警察呼んで!!!」
『け、ケイサツ...?っておい、僕の後ろに隠れるな!』
ユウに呼ばれてみれば変な生き物がいた。本当になんなんだコイツは...。
『全く何処から入って来た。何故そこまでしてここに入りたがるんだ』
「お、オイ、話すからそんな指名手配者を見るような目で見るんじゃないんだゾ!!」
『...どうする?』
「取り敢えず話は聞いてみよっか...」
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・
「オレ様がここに入りたいのはオレ様が大魔法士になるべくして生を受けた天才だからなんだゾ!」
「『は?』」
「オレ様は小さな頃から優秀で...〜〜〜」
「ねぇ、アレどうする?」
『うーん、放り投げるか』
「よし、そうしよう。頼んだよ」
「あの鏡は見る目がねぇんだゾ」
あの変な生き物は僕達が聞いてないにも関わらずずっと喋っている。うるさい、とてつもなくうるさい。なので外に放り出します。
放り出すのは簡単。
1.変な生き物の首根っこを掴みます。
「ふな!?」
2.そして窓を開けます。
「な、何するんだゾ!!?」
3.最後に投げます。
「は、離すんだゾ!!悪かったって!もう侵入しないから!!」
『...』
「...離してあげよう」
「ふ、ふなぁ〜」
まぁ、流石にこの雨の中放り出すのは可哀想か。てか、すっごい静かになってる。
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にゃーちゃん - 超面白かったです!更新楽しみにしてます!! (2022年2月28日 4時) (レス) @page22 id: 04c952a5b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピアろ x他2人 | 作成日時:2020年9月8日 21時