59 ルールとは ページ20
ｴｰｽ「いーや言うね。そんなルールに従ってタルトを捨てるだなんて馬鹿だって思うだろ。ふざけんなよ…A、どけよ」
『エース、落ち着い…んぐぅ！？』
ﾃﾞｭｰｽ「すまない、A。俺もエースに賛成だ。もちろん、ルールは守らなければいけないものだとは思いますが…流石に突飛すぎる」
『んぐうう！！！』
僕の口はデュースの手によって塞がれてしまう。
手を慌てて払いのけるが、時はすでに遅かったようで…眉間にしわを寄せながらリドルは腕を組んだ。
ﾘﾄﾞﾙ「ボクに口答えとはいい度胸がおありだね。いいかい…小さなルール違反が、大きな問題に繋がるんだ」
ｴｰｽ「他の奴らも、魔法封じられるのが怖くて言い出せないけどこんなのおかしいと思ってるんだろ！？」
「いや、僕たちは……」
ﾘﾄﾞﾙ「へぇ…そうなのかい？」
「と、とんでもありません、寮長！」
「すべては寮長のご決断次第です！」
リドルに睨まれたからなのか、他の寮生たちは口をそろえてそう言う。
それに不満そうなグリムとエースの声が響く。
ﾘﾄﾞﾙ「ボクが寮長になって1年。ハーツラビュル寮からは1人の留年者・退学者を出していない。これは全寮内でハーツラビュルだけだ！この寮の中でボクが一番成績が優秀で、一番強い…だから一番僕が正しい！！口答えせず、ボクに従っていれば間違いないんだ！」
その発言は流石に……そう思いながらも、リドルの紡ぐ言葉に耳を傾ける。
ﾘﾄﾞﾙ「ボクだって、やりたくて首をはねてるわけじゃない…お前たちがルールを破るからいけないんじゃないか………ボクに従えないのなら、まとめて首をはねてやる！！」
ｹｲﾄ「みんな、ほら。「はい、寮長」って言って」
困ったように笑うケイトと眉を顰めるトレイ。
ケイトの声掛けに、デュースとエースが頷くことはない。
ﾃﾞｭｰｽ「……言えません」
ｴｰｽ「ぜってぇに言わねぇ…こんなワガママな暴君、こっちから願い下げだ！」
『ちょ、エース！！』
ﾘﾄﾞﾙ「今、なんて言った？」
ｸﾞﾘﾑ「オマエはおこりんぼでワガママで食べ物を粗末にする暴君って言ったんだゾ！」
ﾃﾞｭｰｽ「お、おい、そこまでは言ってな…」
ﾘﾄﾞﾙ「
ｸﾞﾘﾑ・ﾃﾞｭｰｽ「「うわああーー！！」」
リドルのユニーク魔法により、グリムとデュースの首にエースと同じ首輪がつけられた。
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EVENING＆NIGHT(プロフ) - shibaさん» いえいえ、これからも頑張ってください。�い里曚Δ療蟾討盂擇靴澆紡圓辰討い泙后� (2021年5月23日 0時) (
レス) id: 59440097ee (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - EVENING＆NIGHTさん» コメントありがとうございます！！！そして、ご指摘ありがとうございました！！正しいのはリドルではなく、グリムです！！凄く助かりました泣 (2021年5月23日 0時) (レス) id: 54373bcd9b (このIDを非表示/違反報告)
EVENING＆NIGHT(プロフ) - 初コメントで指摘すみません。58の「腕に抱えていたリドルを」になってますよ。 (2021年5月22日 23時) (レス) id: 59440097ee (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - Makua*ぼっちさん» やっとサバナクロー編です！！まだまだ頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします！！！ (2021年3月25日 21時) (レス) id: 8645b7cf02 (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - 毎日発狂する戦狐さん» コメントありがとうございます！監督生先生これからもフラグを叩き割るために奮闘します笑これからもよろしくお願いしますね！！ (2021年3月24日 13時) (レス) id: 54373bcd9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shiba
| 作成日時：2021年3月2日 13時
