54 カフェ…と言うよりBARっぽい ページ15
ｼﾞｪｲﾄﾞ「購買部でバイトを始めたそうですね」
『そうなんだ〜。学園長から生活費とかお小遣いとか沢山もらってるけど、やっぱりそういうの借りっぱなしってのは良くないしね。貯金もしたいし、自分で稼げるときに稼いでおきたいからね』
ｼﾞｪｲﾄﾞ「…なるほど」
『グリムのツナ缶代もかかるしね』
困ったよ、それは困りましたね、と少し雑談しながら寮の中を進む。
寮内を進みながらのオクタヴィネル寮生の視線がやたらと刺さるのは、僕とジェイドが手を繋いでいるからだろう。
…さっき、さり気なく手を放そうとしたがガッチリ掴まれてしまっていて、手を放してもらえずだった……なんで？
少し歩いていると、モストロ・ラウンジと書かれたオシャレな扉が見えた。
ジェイドは慣れた手つきで、僕をまるで女性の様にエスコートし、中へと引きいれる。
店内は薄暗く、中央には白い大きなグランドピアノと簡易的なステージがある。
ジャズっぽい音楽が店内中を流れ、大きな水槽がありその中には沢山の魚や珊瑚などがある。
カフェ、と言う風に聞いてはいたが…カフェというよりかは、BARのようだ。
店の奥の方で忙しそうに指示を出しているアズールにジェイドが近寄り、何かを耳元で囁くと、アズールの視線は僕に移り、ぱあぁ、と表情を輝かせた。
ｱｽﾞｰﾙ「Aさん！お待ちしておりましたよ！ささ、こちらへ」
『アズール…あ、ちょ、そんなに引っ張らなくても…』
僕の元にやってきたアズールは、嬉しそうに僕の腕を取り、自身の腕を僕の腕に巻き付けてグイグイと引っ張る。
その様子を見ていたジェイドは、おやおや、とくすくす笑いながら僕たちを見る。
ｼﾞｪｲﾄﾞ「アズールは昨日の晩からずっとそわそわしていたんですよ。非常に珍しかったので、僕とフロイドでからかい倒しました」
ｱｽﾞｰﾙ「んなっ！別に、そわそわなんてしていません！！僕からすれば、ジェイドもそわそわしていましたよ！昨日の夜の賄いもキノコのスープにキノコのリゾット、キノコのサラダにキノコのパスタ………キノコのオンパレードでしたよ！！」
どう思いますっ！？とアズールに急に僕の顔を覗き込まれ、思わず後ずさった。
恐る恐るジェイドの顔を見れば、何か？と言いたげなニッコリ笑顔である。
………怖い。
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EVENING＆NIGHT(プロフ) - shibaさん» いえいえ、これからも頑張ってください。�い里曚Δ療蟾討盂擇靴澆紡圓辰討い泙后� (2021年5月23日 0時) (
レス) id: 59440097ee (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - EVENING＆NIGHTさん» コメントありがとうございます！！！そして、ご指摘ありがとうございました！！正しいのはリドルではなく、グリムです！！凄く助かりました泣 (2021年5月23日 0時) (レス) id: 54373bcd9b (このIDを非表示/違反報告)
EVENING＆NIGHT(プロフ) - 初コメントで指摘すみません。58の「腕に抱えていたリドルを」になってますよ。 (2021年5月22日 23時) (レス) id: 59440097ee (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - Makua*ぼっちさん» やっとサバナクロー編です！！まだまだ頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします！！！ (2021年3月25日 21時) (レス) id: 8645b7cf02 (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - 毎日発狂する戦狐さん» コメントありがとうございます！監督生先生これからもフラグを叩き割るために奮闘します笑これからもよろしくお願いしますね！！ (2021年3月24日 13時) (レス) id: 54373bcd9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shiba
| 作成日時：2021年3月2日 13時
