理系女子の活動日誌【QK】 (ページ6)

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｢...とこんな感じ、どう？最初のに比べると見やすくなったでしょ？｣

｢はい！もう全然違いますね...さすがふくらP！！です！｣

あれから1時間たったごろ、最初の撮った動画から修正、カット、補足などを加えた動画が出来上がった。最初は詰まったり話してなかったりするシーンもあって長かったけど、編集すると10分くらい短縮されて、これがけんけんさんの力なんだな、と思った。

てか財布忘れて朝まで警察に捕まったの、お兄ちゃん...。校閲してる暇あるならさっさと帰れるようにしようよ...。話は普通に面白かったけど。

｢あとはこれを伊沢に見てもらって、OKでたらアップロードに入るか、ストックにいれておく。僕は個人的に編集まとめてやることが多いから、ストックに入れておくことが多いかなー｣

そういってまた別のファイルに動画ファイルを移行させるけんけんさん。私たちが日々にみなさんの動画を楽しめているのも、こうして裏方の人達が目に見えない努力をして下さってるからなんだなあ、と思って、改めて感謝の気持ちでいっぱいになった。

｢あ、けんけんさん、飲み物入れてきます！何がいいですか？｣

｢んー、じゃあアイスティーのレモンにしようかな｣

わかりました！と言ってキッチンに向かうとそこにはよっしーさんがいて、どうだった？と聞いてくれた。

｢いやー、編集って凄いですねえ。あんなに見やすくなるなんて、ビックリですよ！｣

と言って、私の分とけんけんさんの分紅茶を入れていく。よっしーさんはコーヒーを飲むらしく大丈夫、と言っていた。

｢やっぱふくらさんすごいよねー。僕もああやって頼られる人になりたいや｣

｢よっしーさんは今でも頼りがいのある素敵な方ですよ！！私が保証します｣

｢Aちゃんが保証してくれるなら心強いなあ｣

なんてふはは、とわらうよっしーさん。よっしーさんの笑顔はほんとに国宝級です。かわいい。

そう言って貰えて光栄です、と私も笑ってけんけんさんの元に紅茶を持っていった。

けんけんさんはいまさっきとは違う別の動画を編集していて、私も早く手伝えるようになって、みんなのためになりたいなあって思った。

とりあえず、私の第1ステップとして、まずは記事を定期的に作れるようにならないと。
いつかは私も校閲まで出来るようになりたいなあ。なんて、ね。