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爆豪 勝己side.
なにがあったのか知らねぇが、顔色が酷く悪いのが数日前から気になったのは確かだ。
デクと何を話していたかは分からねぇ。
あの時、椿がデクに力無く倒れる姿を見て、血の気が引く感覚がして無意識に飛び出していた。
まるで椿が迫り来る何かに怯えているように見えた。
｢なーんにも。新しく買ったゲームが面白くて徹夜で続きやっただけ｣
嘘つけ。
こいつの部屋に行ったときにゲームなんて類は何もなかった。また隠そうとしやがる。
｢何かあるなら�狃�けろ�瓩辰童世┐个いい犬磴佑Г�。オールマイトや、イレイザーヘッドが身近に居るんだからよ｣
こいつのひねくれた性格から考えて、絶対に言いそうにないだろうけど。�牴兇盖錣襪世蹲瓩箸聾世┐覆�った。
｢…ん…そうやね｣
一瞬、驚いた表情をしたように見えたが…俯いた椿の顔が少し寂しげで、俺はこれ以上何も言わなかった。
もちろん椿も何も言ってはくれなかった。
｢自分のことくらい自分でなんとかせなあかん｣
そうやって自ら壁を作り、人を寄せ付けない。
にんまりと張り付けた様な笑みは本当のコイツを隠してしまう。
｢…どうにもなんねぇこともあるだろ｣
｢そういうときは、爆豪くんに頼るわ｣
嘘なのか本心なのか。
張り詰めるような雰囲気、必死で自分を保とうとして見える椿に俺が出来ることは何一つないと思い知らされる。
椿が倒れた時に必死な表情で駆け寄ってきた半分野郎は何か知っているのか。
｢爆豪くん｣
ふわり、と花の香りがする。
後ろを振り返ると椿は相変わらずにんまりと笑っていた。
｢時間あるなら今から僕の家に来てくれん？｣
どういう心境の変化か。
何か話す気になってくれたのか…こいつの考えていることはさっぱり分からない。
ただ黙って椿の後ろを着いていく。
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朝ギ(プロフ) - じゃがりこさん» とても嬉しいお言葉、ありがとうございます。励みなります！ (2018年3月19日 23時) (
レス) id: 94da739f3c (このIDを非表示/違反報告)
朝ギ(プロフ) - 星鴉さん» ありがとうございます！私の限られた表現力で表せることは少ないですが頑張ります！ (2018年3月19日 23時) (レス) id: 94da739f3c (このIDを非表示/違反報告)
じゃがりこ(プロフ) - ただただ美しい 椿が美しい 一言で言えば大ファンです (2018年3月18日 1時) (レス) id: daac9369bf (このIDを非表示/違反報告)
星鴉(プロフ) - 美しい表現に惚れました！！主人公君大好きです！応援してます！！ (2018年3月10日 1時) (レス) id: 3edde29704 (このIDを非表示/違反報告)
朝ギ(プロフ) - 薔薇さん» ありがとうございます！楽しんでいただいて何よりです！ (2018年3月2日 20時) (レス) id: f0d5aace8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝ギ | 作成日時：2018年1月21日 21時
