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｢ああ、僕の顔好きやったねぇ。昔から｣
｢ちょっと黙ってろ｣
｢気にせんでもええやん。僕も自分の顔好きやし｣
｢だろうな｣
呆れた。別に椿の�犂蕕世鵜瓩�好きな訳じゃない。
いい加減な性格だと思えば、自分のポリシー通りの生き方を貫くために、絶えず自分を律する精神的強さもある。
自信があるからこその余裕。
そんな奴と仲良くしていきたいのは当たり前のことだ。
｢お前…変わんねぇよな｣
｢そうかなぁ、成長はしてるけど｣
にんまりと笑った椿の朱い髪が揺れる。
俺も昔から変わらず椿に振り回されているなぁ、と改めて思った。
・・・・・・・
Aside.
｢降りろ到着だ。試験会場、国立多古場球技場｣
ついに始まるヒーロー仮免許取得試験。
クラスメイトの緊張の声をぼんやりと聞きながら辺りを見回す。
嫌な気配もなく、どうやら彼はここに居ないようだ。
｢この試験に合格し仮免許を取得出来ればお前ら
仮免許、ねぇ……
ヒーローを目指すには必ず通らないといけない道だ。
何がなんでも合格してやる。
嘘でも協力という姿勢を見せればええんやろ？
｢せーのっ��Puls…��｣
｢｢Ultra！！！｣｣
なにやら聞き慣れない声に振り返ると、そこには大きな他校生が切島くんの後ろに立ち、円陣に混じっていた。
｢勝手に他所様の円陣に加わるのは良くないよ。イナサ｣
｢ああ、しまった！どうも大変失礼致しましたァ！｣
あ、この人とは関わりたくない。
初対面ながら、直感的に心からそう思った僕は少し距離を取って遠巻きに眺める。
無駄に暑苦しそうだ。勢いよく地に頭をつけた�爛ぅ淵記瓩噺討个譴臣法�
｢なんだこのテンションだけで乗り切る感じの人は！？｣
｢飯田と切島を足して二乗したような…！｣
こんな所で立ち止まってないで早く会場に移動したい。
こんなどうでもいい奴の話なんてはっきり言って聞きたくない。
｢東の雄英、西の士傑｣
｢数あるヒーロー科の中でも雄英に匹敵する程の難関校−−−士傑高校！｣
士傑高校？雄英に入ろうと思うまでヒーロー科なんて全く興味なかったせいで僕の中では少し聞いたことのあるくらいの認知度だ。
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朝ギ(プロフ) - じゃがりこさん» とても嬉しいお言葉、ありがとうございます。励みなります！ (2018年3月19日 23時) (
レス) id: 94da739f3c (このIDを非表示/違反報告)
朝ギ(プロフ) - 星鴉さん» ありがとうございます！私の限られた表現力で表せることは少ないですが頑張ります！ (2018年3月19日 23時) (レス) id: 94da739f3c (このIDを非表示/違反報告)
じゃがりこ(プロフ) - ただただ美しい 椿が美しい 一言で言えば大ファンです (2018年3月18日 1時) (レス) id: daac9369bf (このIDを非表示/違反報告)
星鴉(プロフ) - 美しい表現に惚れました！！主人公君大好きです！応援してます！！ (2018年3月10日 1時) (レス) id: 3edde29704 (このIDを非表示/違反報告)
朝ギ(プロフ) - 薔薇さん» ありがとうございます！楽しんでいただいて何よりです！ (2018年3月2日 20時) (レス) id: f0d5aace8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝ギ | 作成日時：2018年1月21日 21時
