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｢あの時は悪かったね。いろいろ考え事が多くて、眠れん日が続いとったから｣
｢ううん、僕が余計なこと言ったから…｣
｢それ、死柄木弔から聞いたんよな？｣
｢うん…ショッピングモールで会ったときに｣
わざわざ忠告をしに来る死柄木弔もよく分からない。
非協力的だと聞いてたわりには仲が良さそうだ。ワープゲートだって迎えに来ていたし。
でも彼らにとって敵である僕を助けた。
�狆ー蠅忙爐覆譴舛禳い襪世蹲瓩修Ω世辰討い燭�本当にそれだけの理由で絶好のチャンスを逃すのか。
｢あの、僕…もっと椿くんと仲良く、なりたくて｣
思いがけない言葉に驚いた。
僕と仲良くすることで一体彼にどんな利益が得られるのか。
勝己が彼を嫌う理由とは別に僕は彼が苦手だ。
｢仲良くって、どんな風に？｣
｢一緒に遊びに行こう！｣
｢……え………２人で？｣
何が楽しくて男２人で仲良く遊びに行くのだろう。
外出嫌いな僕は休日はゆっくり家で過ごしたい派だし、わざわざ出向いて人混みの中になんて居たくない。
｢い、嫌ならいいんだけど…！｣
あからさまに嫌な顔をした僕を見て慌てて緑谷くんが言うも、顔は少し寂しそうだった。
いい意味でも悪い意味でも彼は素直な人間だ。
｢今度ね｣
｢え！？本当にいいの！？｣
｢ふふ、大袈裟やわ｣
わかりやすく目を輝かせる緑谷くんに思わず笑みが零れる。
彼が悪い人ではないことは分かりきったことだけど、あまりにも真っ直ぐ過ぎて一目置いている面もあれば、苛つくこともある。
オールマイトと彼の関係性も明確ではない。
随分前に彼と勝己が話していたのをこっそりと聞いた�犲擇衒�の個性�瓩箸いΔ里皸�っ掛かる。
あのオールマイトに似た個性、ね。
｢デートコースは君に任せるわ｣
｢え？！デ、デート！？｣
顔を真っ赤にし硬直した彼は真っ直ぐなだけに弄り甲斐がある。
僕はにんまりと笑って彼に顔を近付けた。
｢僕、男とデートなんて初めてやからちゃんと楽しませてな？｣
｢ち、ちち近いよ椿くん…｣
慌てて顔を背ける緑谷くんは耳まで真っ赤だった。
思考の柔らかい彼の考えてくるデートコースを楽しみにしながら授業を頑張ろう。
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朝ギ(プロフ) - じゃがりこさん» とても嬉しいお言葉、ありがとうございます。励みなります！ (2018年3月19日 23時) (
レス) id: 94da739f3c (このIDを非表示/違反報告)
朝ギ(プロフ) - 星鴉さん» ありがとうございます！私の限られた表現力で表せることは少ないですが頑張ります！ (2018年3月19日 23時) (レス) id: 94da739f3c (このIDを非表示/違反報告)
じゃがりこ(プロフ) - ただただ美しい 椿が美しい 一言で言えば大ファンです (2018年3月18日 1時) (レス) id: daac9369bf (このIDを非表示/違反報告)
星鴉(プロフ) - 美しい表現に惚れました！！主人公君大好きです！応援してます！！ (2018年3月10日 1時) (レス) id: 3edde29704 (このIDを非表示/違反報告)
朝ギ(プロフ) - 薔薇さん» ありがとうございます！楽しんでいただいて何よりです！ (2018年3月2日 20時) (レス) id: f0d5aace8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝ギ | 作成日時：2018年1月21日 21時
